• 311月

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    7年前の一昨日、
    >今日は、プロポーズのお手伝い。
    >在校生のMs.キュウさんに彼女の教室で結婚を申し込みたいという
    >大学生の彼からの希望に応えて、セッティング。
    ここに書いていました。

    授業中のプロポーズを許しちゃう、だけじゃなく皆で乗っちゃう、
    今論議されている日本語教育機関の類型化の一つに、こういうのも。
    勉強だけが留学じゃない、これも日本語学校(と発言はしないけど)。

    写真は、実家の母からLINEできたピカチュウゲットの写真です。
    ポケモン、数年ぶりのマイブームのようで、車で近所をまわって…。
    集中することがあるのはいいことですよね、でも85歳、
    今年の誕生日で免許返納するそうです。当然の年齢だけど思い複雑。

    母とは24歳違い。同じ血をまるまる引き継いでいたら、
    私もあと24年以上、好きなことに熱中できるということだなと、
    ほっと嬉しかったピカチュウゲット。

    ところでプロポーズ大作戦の二人、今どうしてるのかな。明日確認。

  • 241月

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    「業態」という言葉について、
    今までかなり無造作に何も考えないで使ってきたなと、今朝、気づきました。

    「業態」とは「小売業や外食産業などの商業で使われる、顧客のセグメント・
    対象とする生活場面・その来店頻度などによる分類」とネット上にあります。
    「例えば小売業の業態には小売店・コンビニエンスストア・スーパーマーケット
    ・百貨店・セレクトショップ・ネットショップなど」がある。なるほど。

    小売業や外食産業でなくても、
    どのような戦術や戦略、営業方法でビジネスを展開するか、利益を上げるか…と
    考えることは、とても重要なことですよね。

    日本語学校における「業態」。
    いやいやそもそも、と教育をビジネスの線上で考えることに否定的な方もいる
    かと思いますが、教育もビジネスの視点を持たなかったら、自己満足に陥る危険、
    さらには、自分のしていることの淘汰に自ら進んで出るようなものだと思います。

    タイの長谷川さんのブログから、勝手にバトンを受け取って書いています。

    >「いかに我々は「業態」に対して試行錯誤してこなかったか」
    >「語学だけでなく、すべての勉強は、もっと美味しくなる必要がある」

    これらに大いに賛同しながら、敢えて異を唱えるなら、
    食べ物の目的は、腹を満たす
    ことばの目的は、身につける
    料理と語学、いや、食べ物とことば、目的はこれなのかなあと。

    ことばを身につけることはゴールではなく、ゴールはその先にある。
    次のステップに進む、願いや希望に近づく、人生を豊かにする。
    そう、それが美味しさで、そのために学び、我々はそれを提供する。

    そうか、その美味しさの分類が日本語学校の「業態」?? ん?

    すみません、夜も更けてまいりました。今夜はこの辺でお開きということで。
    明日は重要な会議に出席することになっています。
    公認日本語教師の資格と、日本語教育機関の類型化とその範囲を話し合う
    文化庁が主催する調査研究協力者会議。

    奇しくも、(いや、ふと思っただけですが)、
    この会議の二つ目の議題と、長谷川さんが提起したここでのこの話、
    とっても近いことなんじゃないかと。
    ああ、私の思考回路ではそれこそ同じ線上にあります、これとこれ。

    上の写真は2020年2月、コロナ渡航制限ギリギリのところで行ったバンコク。
    2020年最初で最後の出張、そして最後の海外での会食…です。

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    ついでに、インターカルト日本語学校の創立40周年記念大同窓会の動画
    ここに載せてほんとにお開きに。長谷川さんも出ています。
    この40年の積み重ねの過程で、私たちは私たちの業態を模索してきた、
    今目指そうとしている私たちの形、コロナを経たことでさらに明確になった、
    それが、ああ、そういうことかもしれないと、今思いました。

  • 171月

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    皆さんは、日本に暮らす難民の方たちについて、
    何をどれくらい知っているでしょうか。

    私たちは、今から7年前の2014年に、あるきっかけからNPO法人PEACEと
    出会い、ミャンマーの難民の皆さんの日本語教室に関わることになりました。
    日本語を学ぶために集まってきた皆さんと初めて会った日に、
    日本にきてから20年もたつのに、日本語が十分に話せず漢字も全く読めない
    という人がたくさんいらしたのは大きな衝撃でした。

    それから、毎週日曜日、夕方6時からの日本語教室が始まりました。
    授業の中に、年賀状や暑中見舞いを書くという課題があります。
    私のところにもハガキが届くのですが、ある年に、
    「漢字がじょうずになったので、まちをあるいていても
    そこに書いてある漢字をさがしてよむようになりました。」
    と書かれたハガキが届きました。そのときに感じたことばの力の大きさが、
    今日のテーマ「日本語の学習が人生を豊かにする」につながっています。

    以上が、私が冒頭にした挨拶の中で話したことです。
    そして、以下は今、日本語教員養成研究所のFacebookに載せた文です。

    【生活者としての難民の皆さんと共に〜日本語の学習が人生を豊かにする〜】
    自ら難民支援を牽引するNPO法人理事長のマリップさん、
    政策面で支援を続ける中川先生、
    「難民ナウ!」をはじめ情報発信を通して支援活動をする宗田さん、
    日本語教室で指導にあたる寄田さん、そして、
    ウガンダから逃れてきたご両親のもと日本で生まれ育ったマシュー君。
     1. 日本語(教育)との出会い
     2. 基礎知識の確認「難民」「ミャンマー」
     3. 実際に関わって
     4. 「家庭」の観点から
     5. 日本語教室と日本語教育
     6. 「日本語の学習が人生を豊かにする」
    登壇者の皆さんの一言一言が視聴する私たちの心に響き、時に胸に刺さりました。
    日本がこれから本格的に迎える多文化共生社会、
    その社会を皆で共に作っていく…今日の機会が前に進む一歩となったら嬉しいです。
    この活動、私たちはこれからも続けていきます。

  • 161月

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    土曜日の朝9時半。
    生活者としての外国人のための日本語教師初任研修の
    オンライン講座を視聴しています。10月からほぼ毎週、
    土曜日の朝からPCの前に座って受講している方が、
    私のほかに50人以上。萬浪先生のお話のあと、皆さん、
    今はオンライン上でグループに分かれてディスカッション中。

    写真は、この研修を共同担当しているブロックの一つ、
    沖縄の国際言語文化センター附属日本語学校代表の金城先生。
    研修の一環でする5回シリーズの公開セミナー、沖縄担当は
    3月6日で、テーマは日系人とアイデンティティなのですが、
    オーストラリアのSBSラジオがその紹介をしてくださいました。
    来週の木曜日まで聴くことができるそうです→こちら

    私たち、東京担当の公開セミナーは明日です。
    難民の方々とその支援をする皆さんと一緒に行います。
    zoomのウェビナーでの開催、お申し込みはこちらから。
    ※前回の就労者のセミナーに参加してくださった方も、
     別途申し込みが必要です。

    どんなことでもまずは「知る」ことからかなととても思います。
    コロナのために、生き方変わった、変わりそう、変えなくちゃ、
    と思っている人も多いと思います。
    そのきっかけが「知る」ことから見つかるということ、
    ありますきっと。

  • 131月

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    新しい飛沫防止のパーテーションがきて、喜んでくれている学生。
    午前中はクラスの授業に出て、午後はプライベートレッスン。
    自分の年齢に合わせてゆっくりゆっくり勉強していると
    言っていました。
    私もいつかどこかの国でそんな風に…というのは昔からの夢です。

    すでに夢の途中に在る人たちは、こんな風にとどまって継続。
    これから夢を実現したい私のような人間は、
    ぐずぐずしていると、そのうち身体の自由がきかなくなったりして、
    ゆっくりゆっくりの勉強にも間に合わなくなるのではないかと。

    ♬ 現在(いま)を嘆いても 胸を痛めても ほんの夢の途中〜
    (来生たかお「夢の途中」)

    明日は桜が咲く頃の気温だそうです。待ってみせるぞホトトギス。

  • 101月

    ⬛︎オンラインセミナー 2021/01/17(日) 13:00-15:00
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    日本に暮らす難民の方について、私たちは何をどれくらい知っているでしょう。
    ミャンマーの少数民族を支援するNPO法人PEACEのマリップ・センブ理事長、
    長年にわたって政策面で難民支援をする中川正春衆議院議員のほか、
    日本語を学ぶ人、教える人、支える人と共にこれからの共生社会について考えます。

    テーマは「日本語の学習が人生を豊かにする」。
    日本語教育に携わる人だけでなく、広く日本中の皆さんに参加していただきたいと
    思っています。

    令和2年度文化庁「日本語教育人材の研修プログラム普及事業」の一環で行う、
    今回は東京ブロックの私たちが主催するセミナーです。
    開催が1週間後に迫りました。zoomのウェビナーでの開催、
    現在、200名を超える様々な立場の方々が参加申し込みをしてくださっています。

    お申し込みはこちらから。私も、最初と最後に登場します(挨拶担当)。

  • 091月

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    2020年度下半期の土曜日はほぼ毎週、
    文化庁の委託研修2本を同時進行でオンライン配信しています。
    本日、生活者としての外国人に対する初任研修は、立部先生、
    海外赴任初任研修は、マレーシアの西尾先生と中国の笈川先生。

    以下は、中国から授業を担当してくださった笈川幸司先生のこと。
    2019年、NEEWSWEEKが発表した『世界が尊敬する100人の日本人』
    の一人に選出された方です。→詳細こちら

    私のメッセンジャーの記録によると、関わりは2016年よりも前、
    「微博」(中国のSNSウェイボー)上でのやりとりのようで、その後、
    私からの「覚えてますか」というFacebookでの友達申請に対して、
    「覚えています。先生のお名前が以前好きだった女性(同級生)と
    同じ名前だったから…」とお返事をいただいているのを、今見て、
    ああ、こんなやりとりをしたのだったと…。読み進めてみると、
    姓名まるまる好きだった方の名前の模様です^^ 加藤早苗さん。

    初めてお目にかかったのは、2018年9月に杭州で。
    出張の際、学務の崔さんと広州から飛行機に乗って会いに行きました。
    数時間、楽しいお話をたくさんたくさん聞いて興奮した様子が、
    おっ立ってあちこち向いた私の髪の毛に表れてますよねー。
    (※しかし、インターカルトの非常勤の先生たちはもっと前に、
    筑波大学での講座に参加していたことを後で知りました。偉い。)
    で、同年12月1日に、笈川先生の勉強会@インターカルト開催。

    縁です。
    今日の講座の受講生の皆さんも髪の毛こんなだったかも。
    近々また別の講座に登場してくださいます。ありがとうございました。

  • 081月

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    日本語ティーチャー宅オンラインホームステイプログラムは、
    ホストファミリーがオンライン上で外国人に日本を教える、
    株式会社ネクステージさんの企画プログラムです。

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    日本語オンラインティーチャートレーニングコースは、
    日本語ティーチャー宅オンラインホームステイプログラムで
    日本語を教えたいホストファミリーのための教師養成講座で、
    インターカルト日本語教員養成研究所の主催コースです。

    日本人の方へ。
    二度目の緊急事態宣言が出て、気分は巣ごもり状態。
    これを機会に、オンライン上でホストファミリーになってみる、
    外国人ゲストに日本語を教えてみるって、いかがでしょう。

    外国人の方へ。
    飛行機に乗らないでできる日本人家庭でのホームステイ。
    ファミリーと(オンライン上で)出かけたり、料理をしたり、
    日本語も習ってみるって、いかがでしょう。

  • 071月

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    2021年1月生の入学式。
    画面上数ページにわたってずらっと並んだ新入生たちの顔顔顔。

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    昨日の夕方、そうだ!着物を着ようと思いました。
    (オンラインと決まり、服装のことはほぼ考えておらず。)
    めでたさ、歓迎、感謝を表すには、これだなと思ったのですが、
    色と柄が年齢枠の外側…。でも日本人の年相応は地味すぎるから、
    黒柳徹子さんはもっと派手だから。

    新入生たちはもちろん、教職員もみな生き生きしていました。
    安心、安全を、みんなで守っていく覚悟をもって2021年冬学期、
    まずはありがとう。授業スタートは来週の火曜日です。

  • 061月

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    列にきちんと並ぶ、
    これは日本人の誇るべき習性ではないでしょうか…ね。
    さらにコロナ禍、ソーシャルディスタンスは必須です。

    今日のインターカルト日本語学校事務局。
    ヤクルトのお姉さんからヤクルトを買う列が、
    その模範のようだったので、思わず撮りました。