• 278月

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    昨日の夕方からのセミナー、
    それを主催した会社のスタッフの女性がとことこ、にこにこしながら
    私のところにやってきて、「私の父はインターカルトの卒業生です」と。
    38年前に当時の高円寺校、進学課程で学んだそうです。
    18歳のときに台湾から来日、見せてくれた写真に写るお父さんは今55歳。
    娘さんによく、母校インターカルトのことを語ってくださってるそうです。

    そのセミナーに行く途中で受け取ったメッセージの主は5年前の卒業生。
    大学に進学し、今は大学院に進んだ彼が書いたという自身のIdentityに
    ついての長い文章が、メッセージに貼られたリンクの先にありました。

    Identityについて、私自身はこの仕事を得て、様々な国の学生たちとの
    時間を過ごさなかったら、もしかしたらこの年までほとんど何も考えずに
    きたかもしれないとも思い、元日本語学校の学生だった彼の作品は、
    それを深く強く考えるきっかけを作ってくれたと、素直に思いました。
    書かれた日本語はほぼ完璧、もちろんそれも素晴らしいのだけれど、
    そうではなく、「書く」という行為の真髄を見た思いで、打ちのめされた
    ような思いに襲われました。

    そして、卒業生たちは日本人も。
    日本語教師養成講座で教えた学生たちが、どんどんどんどん私を追い抜いて、
    あちこちで活躍しています。今日、外国人向けに行った国際交流協会での
    講座が新聞の記事になっていた修了生Mさんについて、
    「青は藍より出でて藍より青し」と言ったら、Mさんの養成講座の教え子が、
    自分もいつかM先生の口からその言葉をいただけるように頑張ります!と。
    彼にとって私は師匠の師匠だそうなので、つまり私はおばあちゃんらしい^^;

    冒頭に書いた昨日のセミナーは、今、究極の状況にある日本語教育業界を、
    マクロの視点、ミクロの視点から見て、分析して、
    5年後に生き残っていられるためにはどうあらねばならないかということを
    考えるというのが趣旨の会だったのですが、頭を整理する良い機会でした。

    卒業生のことを書こうとして探した写真、創立40周年の時のボールペン。
    過去40年の先には新たな40年、と口で言うのは容易いけれど、
    創立80周年が無条件にやってくるわけではない。
    しかししかし、いつもふっと現れては驚かせてくれる卒業生たちがいたら、
    気づいたら80年なんてこともあるんじゃないかなとも思います。
    創立80周年は2057年。人生100年だとしたら、36年後、私、います。

  • 258月

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    一昨年の今日「ブランド」というタイトルで書いていました。
    これは、府中から姿を消す伊勢丹に思いを馳せて、でしたが、
    一昨日届いた他所の学校の先生からのメッセージにあった
    ブランディング。そうだなと思ったので、二年の時を経て再び。

    今さらながらですが、
    ブランディング(branding)とは、ブランドに対する共感や信頼などを
    通じて顧客にとっての価値を高めていく、企業と組織のマーケティング戦略。
    ブランド(brand)とは、ある財・サービスを、他の同カテゴリーの
    財やサービスと区別するためのあらゆる概念。
    ※両方ともWikipediaからです。

    コロナで活動範囲が狭まったからといって、
    通販で無駄遣いばかりしてはいられないので、
    鉛筆舐めずに、iPadのapple pencil充電して、
    今日は6時台のライナーに乗って、新宿の昭和の喫茶店で
    モーニング食べながら考えて、学校に行って会議しました。

  • 178月

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    書くことが思いつかないときは、思い出をたどるに限る。
    でも、最近は表立った変化がほとんどないから、
    思い出たどってばかりですよね。
    今日は、2017年度にした創立40周年記念行事あれこれ。

    その中の最大イベント、大同窓会。
    次の50周年の会のときは招待してね、と言ったけれど、
    もう6年後に迫ってます。6年先が見えない(~_~;)

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    大同窓会と並べて企画した、あと三つのイベント。
    当時のメンバーのケッチ!が養成講座修了生のがーまるちょばは、
    オリンピックでのピクトグラムのパフォーマンスで話題になりましたね。

    養成講座修了生有志の皆さんと、専任教師たちが総出で登場した
    研究発表会。手前味噌ですが、ほんと偉かった。

    そして、吉野家安部会長と春風亭小柳さんのコラボ企画、
    「俺のバトンの渡し方」は、実は自分に向けてのメッセージでした。

  • 168月

    留学希望者と学校が、
    一堂に会してするのが当たり前だった留学フェア。
    それがオンラインであることに違和感なくなった、
    と言ったら、まだそこまででは……なのだけれど、
    昨日のタイのフェア、日本博もオンライン開催でした。

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    バンコクの会場で対面でしていた頃、
    毎年ブースでお手伝いをしてくれていた卒業生たちの
    LINEグループに流れてきた昨日の写真。
    インターカルトの就職サポートプログラムについて
    話している髙橋先生と、10年来通訳と説明の元締めをし
    てくれているトールさん、お疲れ様でした。

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    スマホの中にたくさんあった写真の中から選んだ3枚。
    2020年2月のタイ、この後飛行機に乗って帰国して、
    それっきり飛行機、乗っていません。。

    やっぱり、会ってした方がいいこと、会うからできること、
    あるように思います。
    でも、それってそこにいる自分の満足感だけなんじゃないか、
    実はオンラインの方がずっといいんじゃないかとも。
    特に留学フェアのように、双方の目的が明確な場合には。

  • 108月

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    問題です。
    この人たちはこれから何をするでしょうか。



    はい、正解。答えは、スイカ割り。

    と、誰でも彼でもが、これ見てスイカ割りってわかるでしょうか。
    わからないのですよね。わかる人は、この情景の次に続くことを
    経験したことがあるからわかる。
    経験していなかったら、おそらくわからないのです。

    日本では当たり前の夏の風物詩、
    でも、目隠しして、棒持って、スイカ割る国、他にいくつあるか。

    そして、履き物を脱いだら向きを変えて揃える。これ、日本の常識。

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    でも、向きを変えたら、早く帰れっていう意味になる国、
    向きを変えるのは失礼になるから、入ってきたままの国もある。
    それ以前に、家の中でも靴を脱がない国あまた……はご存知の通り。

    日本に数年間留学、その後国に帰った卒業生たちの話。
    電車の中で電話がかかってきたとき、通話口を手で覆って小声で、
    「今、電車乗ってるんで後で!」……いやいや自分の国では車内で電話OK。
    などなど、国に戻って逆異文化体験…色々面白い話を聞きます。

    お互いの文化の違いを知らないために起こる誤解、
    違いを認めない、受け入れないことから起こる対立。
    相手の文化を学ばなければならないのは、一方だけじゃなくお互いに。
    そういうことが、グローバル化、多文化共生への第一歩だと思います。
    以上、スイカ割りの写真から……連想ゲームって番組が昔ありましたね^^

    ということで夏休み終了。(※オリンピック対応の設定でした。本来は。)

  • 078月

    なかなか覚えられない外来語、エバンジェリスト。
    エバンゲリオンじゃなくて何だったけと散々考えてやっと。
    エバンジェリストは伝道師、他人にその魅力を伝える人。
    先月からの私の場合の「その」は、日本語教師ということに。

    8月の活動。
    今日の午前中は久留米ゼミナールの皆さんと。

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    午後からは、沖縄のICLCの皆さんと。

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    福島サテライトとは、再来週21日の土曜日です。
    7月から8回の予定で、日本語教師の仕事とその資格制度について。
    今日、7回目まで終了。もう目をつぶってでも語れる感じ^^

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    で、なんであれ、日本語教師の魅力、
    国家資格という耳障りのいい言葉で満足しちゃだめです。
    ずっと手に入れることを願ってきた社会的地位や待遇を、
    ちゃんと連動させなくちゃ。自然に連動は・・・しません。

    世の中、社会、組織、常識、そういうのを変えるの、
    簡単じゃないこと、年を重ねるたびにいやでもわかってきます。
    でも、ひるんじゃだめ。思いは熱く、ただし行動は冷静に。
    日本語教師の語り尽くせぬ魅力、揺るがぬ事実と信じて。

  • 068月

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    私たち、今週、夏休みなんですが、
    世間がそうではないので、普通にばんばんいろんな連絡がきます。
    校内でも、日本語学校の休み明けの授業体制とか、
    日本語教師の検定対策コース、短期講座、文化庁の事業などなど、
    色々が動き始めているため、メールとラインが普通に行き交い、
    セミナーや講座説明会はzoom上で普通に。

    今日の私は出番のない日だったので、ちょっとのんびり。
    府中駅付近のコワーキングスペースを探しに。
    (家で人が動くと通信状態が不安定になる現象につき…)
    検索すると、知らない間にこんなに色々できたのね、なのですが、
    行ってみると、土日休みだったり、完全カフェ系だったり。
    駅直結の鉄道会社のは、会員制とかで、前まで行っても入れない。
    たまたま出てきた、知らない利用者の男性に声をかけて、
    中を見せてもらいました。
    私がしたいオンラインセミナーができる場所は、混む日もあるとか、
    色々教えてくれて、とても親切な方でした。
    いずれにしても、明日の久留米と那覇のセミナーはどこかから。

    ところで、私が唯一信じる占い。私の今年の下半期。
    「我流でさまざまなミッションをやり遂げる。
    私の生き様を見ておいて!」と。乞うご期待!ですね。

  • 048月

    今年も去年に引き続き、
    文化庁日本語教育人材の研修プログラム普及事業が始まります。
    文化庁の事業に関わって12年、それをきっかけに知り合い、
    共に活動してきた方あまた。

    去年、福島、東京、愛知、福岡、沖縄の5ブロックでスタートした
    この普及事業に、今年から北海道ブロックが加わりました。
    17年前の日本語教育学会実践研究フォーラムで知り合った、
    旧知の御二方と再びご一緒できること、ご縁です。

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    【初任】研修ですが、日本語教師としての【初任】ではありません。
    生活者としての外国人のための日本語教育における【初任】です。
    30年日本語教師をしている方も、生活者の分野が初めてだったら
    【初任】です。活動範囲を広げるチャンス、どうぞご参加ください。

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    先月末に終了した、日本語教師の資格に関する調査協力者会議で、
    日本語教育機関の類型は「留学」「就労」そして「生活」に。
    この委員会でご一緒した、主査の西原先生、副主査の伊東先生、
    委員の仙田先生、新居先生も、本研修の講師を務めてくださいます。

  • 277月

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    久しぶりに「ドク」。
    このドラマの舞台に使われたのがインターカルトの校舎で、
    このドラマを見て日本語教師を目指した人が少なからずいたことを、
    ちゃんとインターカルトの若い皆々に語り継がなくちゃと、
    もう何年も前に、ビデオ屋さんからAmazonに出品されたビデオを
    まとめて買いました。

    歴史を伝えていくって難しいです。
    このドラマが放映された1996年、25年前にインターカルトにいた人、
    非常勤含め今の教職員全員の中ではおそらくもう6人だけです。
    歴史の中であった、いいこともそうでないことも、ちゃんと伝え、
    残していくことも務めだと思っています。

    「ドク」の制作側のお一人が私と同姓同名で、
    番組の最後のテーマ曲と一緒にその名前がいつも映し出されました。
    何度訂正しても、ずっとずっと、それが私だと勘違いしたままの人が
    何人もいて、でも最近はもう、それを言う人もいなくなったなあと、
    それはそれで寂しい…。加藤早苗さんはプロデューサー補でした。

  • 267月

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    私の短歌友達、いや、先輩の、
    アジア学生文化協会前理事長、小木曽先生。
    美心会という大きな医療グループで、
    脳トレ短歌教室を主宰していらっしゃいます。
    送っていただいたグループの会誌の見開きに教室の記事。
    お元気そうでなによりです。
    一度訪ねたきり、コロナ禍で見学には行けていません。

    私は脳トレはとりあえず置いておいて、筋トレ。
    一度決めたことはやる。信条ゆえちゃちゃっと朝晩。
    ※ゆっくりゆっくりやらないと意味はないらしい^^;

    トレがつく言葉、もう一つ。ボイストレ。
    ボイストレーニング、そして発音指導、
    その予告、近々いたしますね。日本語教師の必須課題。