• 0312月

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    窮地に強いから…と、この間久しぶりに会った人に言われました。
    強いかどうかはよくわからないけれど、次々と訪れる窮地や
    環境の変化を結果的に乗り越えて今がある、みたいな感じです。
    が、窮地にあるときにこそ元気が湧いてくるのは事実のような。

    この間お呼ばれしたセミナーで話をするために年表を作ったら、
    2000年にこの役に就いてからの10年間が凄まじかった。

    2002年 重症急性呼吸器症候群(SARS)流行
    2004年 入国在留管理の厳格化
    2009年 新型インフルエンザ流行
    2011年 東日本大震災発生、そして2012年の…。

    もちろん、同じ時代を生きてきた他校さんも、同じようにこれらを
    乗り越えてこられたわけですが、
    私たちは、さらにその後、新たな環境にも身を置くことになります。

    いろんなことがあったけど、何があってもめげない。
    ダメだからこそ手を尽くしてみる。究極、ダメを楽しむ。
    これらの中で何が一番辛かったかと言ったら、
    それは、今まさに進行中の、このコロナ禍にほかなりません。

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    ああ、もうやってらんないと思ったら、原点に戻ってみる。
    一泊旅行の宴会とか、学生たちのテーマなしのお習字とか川柳とか。
    そうしたら、ありたい姿が見えてくる。何をすべきかが見えてくる。
    めげてる暇はないと思えてくる。・・・なんてね。

  • 0212月

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    今日、まず現れたのは10年前の卒業生、夏さん。
    Facebookで「2021.9.28 運命の歯車が動き出した」という文と一緒に
    女の人との写真を載せているのを見たので知っていたのですが、
    今日、その歯車を動かした素敵な人と一緒に学校に来てくれました。
    日本の父、母たちに彼女を紹介するの図。
    吉野家の店長、夏さんに春がきた、です^^

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    そして次に現れたのは、1年前の卒業生で、
    今、専門学校に通っている李さんが一足早いクリスマスプレゼントを。
    一つ一つ綺麗な包装紙にくるまれたクリスマスのケーキ、
    シュトーレンをた〜くさん持ってきてくれました。

    夏さん、李さん、ほか、卒業後に訪ねてきてくれる彼らに接するたびに、
    日本語学校ってただの言葉の学校じゃないんだということを実感して、
    とても幸せな気持ちになります。
    それは他の日本語学校の皆さんも同じですよね。
    もっともっと、世界中のみんなに卒業生になってほしい。

    その予備軍、じゃない、本来であればもう卒業生になっているはずの
    新入生たち、自国で足止めされている彼らが、ぽつりぽつりと、
    今回の入国停止を受けて、もう待てないと、留学を諦めて違う道に
    進もうとしています。

    留学したからこそ出会えた日本人の彼女、いや、これから伴侶となる人、
    留学したからこそ開けたパン職人、いや、ブーランジェへの道。
    そんな幸せと巡りあうチャンスを、
    どうか国で待ちわびている、彼ら彼女らにも与えてください。

  • 2711月

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    (バリの花)

    土曜日。長い一日でした。
    朝から日本語教育機関関係団体の会議。
    それに被さるように文化庁生活者日本語教師初任研修、
    北海道ブロック担当の「空白地域における日本語学習支援」。
    終了と同時に北海道ブロックにポータルサイト作成の話。
    その直後にFingerBoard教材作成チームに東海ブロックの話。

    ここで美容院にダッシュで行って、
    2時間後、ダッシュで帰宅して、

    日本語教育学会秋季大会の賛助会員zoomセッションに参加。
    「脱・日本語学校宣言」を50名近い参加者の皆さんに向けて。
    参加してくださる方、多くて5,6人かなと思っていたので、
    想定外の展開に、思わず喋りまくってしまい、さらには、
    画面上の知った名前の方たちを指名しまくり、…失礼しました。

    これら、美容院以外すべて、オンラインでです。

    第6波とか、さらに変異株まで出てきて、ちょっと待ってよ。
    でも、いつか明けるこのコロナ。
    そのときのオンライン授業、そのときの完全対面授業、そして留学。
    未来地図をちゃんと描いて、ちゃんと準備しておかないと、
    気づいたら自分の居場所がないということにならないとも限らず。

    そのうち、美容院もオンラインになったりして。…なわけはないか。

  • 1711月

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    9月に、教育研究活動での包括連携協定を締結したことを記念し、
    徳山大学とインターカルト日本語学校のセミナーを開きます。

    私たちは、「外国人に日本語を教えられる人、異文化理解の促進が
    できる人」を増やすための「リカレント教育×地域活性化」を掲げて
    きました。
    リカレント教育は生涯学習の一部ですが、働くことが前提の学びで、
    仕事でのスキルアップ、キャリアアップを目指す目的で受ける教育です。
    日本語教師養成講座の徳山大学内サテライトは、連携の第一歩です。

    徳山大学は、2022年4月に名称を「周南公立大学」に変更し、
    新たに公立大学として開学されるそうです。
    (設置者変更認可申請中 ※2021年11月15日時点)
    そのタイミングでご一緒させていただけること、光栄に思っています。

    「これからの日本語教師の可能性 地域の活性化を支える存在に」ー
    養成講座や文化庁の事業でお世話になっている伊東祐郎先生と、
    この連携を共に牽引してくださった徳山大学地域創生センター長の
    立部文崇先生が登壇してくださいます。

  • 1611月

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    文化庁委託「「生活者としての外国人」に対する日本語教師初任研修」で
    講座を担当してくださっているS先生が、Finger Boardで、“試しに”
    教材を作ってくださいました。
    ※Finger Boardは、「つくる」「おしえる」「まなぶ」をひとつの
    アプリにまとめた教育/学習アプリケーションです。

    S先生、今までこのアプリに触ったこともなかったはずなのに…。
    シンプルだけれど、ちゃんと機能を駆使して作られていました。
    一言、すごい。

    こちらです。

    【Finger Boardの開発会社Semiosisのコメント】
    ドラッグ&正誤判定という中級者向けの機能がいきなり使われていて
    驚きました!
    ちなみにこれは、オンラインでの使い方説明をしているユーザーさんの
    動画を参考にして作ったものだそうです。
    使い方動画を作ってくださったユーザーさんにも感謝です!

    【制作者S先生のコメント】
    今回は、日本人向けに難解地名を扱っていますが、
    実際には、その地域で生活している外国人にとって身近なモノやコトを
    使って五十音が学べるようにできたらどうかなと考えました。

    動画に撮った「出雲郷(あだかえ)」のほか、
    「揖屋(いや)」「十六島(うっぷるい)」という三つの地名の読み方が
    出題されていました。
    今回はデビュー作により匿名でということなので、誰の作とは言いませんが、
    でも、地名からの連想で誰かわかってしまいますね。わかる人には。

    さて、タイトルに書いたように、地名でもモノでもコトでも、その地域、
    その環境特有の学習すべきことがあるっていうことだと思います。
    何でもかんでも共通の既成教材を使うのがいいってことではない、ですね。

    ※ご興味のある方、Finger Boardでの教材制作セミナー、こちらです。

  • 1311月

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    私たちのe-learning「スーパー日本語」のパートナー(師匠)、
    エル・インターフェースさんの「U-Suite」が、
    日本e-learning大賞の「キャリアアップ教育特別部門賞」を受賞!
    勝手に、我が事のように喜んでいます。

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    「スーパー日本語」の本家本元は、英語教材データベース「スーパー英語」、
    リンク先のページの下の方にあるような、国内のたくさんの大学が導入、
    実績をあげています。

    「スーパー英語」と「スーパー日本語」は、言ってみれば兄と妹。
    妹はまだまだアクセル全開とはいっていないのですが、
    コロナによるオンライン化の恩恵を受けてか、個人向けだけでなく、
    企業や大学で採用してくださる件数が増えました。
    しかし、まだまだまだまだ。
    ひと工夫して、近々、ちょっと姿を変えて登場する予定です。

    JLPTとBJT対策は、学習の成果を見える化した学習コンテンツです。
    「Japanese Express」は、
    日本語の知識だけでなく、日本の社会や文化も学べるコンテンツ、
    反転授業の教材として、大学や専門学校に進学時のリメディアル教育
    の教材としてもお使いいただけます。

    英語も日本語もどうぞご贔屓に。実は「スーパー中国語」もあります。

  • 1211月

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    インターカルト日本語学校のロゴは「CCC」です。
    意味は、設立時の理念「Cross Cultural Communications」
    なんですが、「私のCCCは…」と入学式などで話しているのは、
    下の赤い方の「CCC」。

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    チャンスは必ずつかむこと。
    何事にもチャレンジしてみること。
    そしてキャン、やれば必ずできる。

    学生と、スタッフや教師たちに向けて言っているけれど、
    これは完全に自分の信念であり、そのまんま私自身。

    チャンスがあったらものすごくわくわくして、
    迷わずチャレンジ、やってみる。
    そうやって臨んだら必ずできる。と信じている。
    たとえダメでも、やらないよりいい。

    同じことの繰り返し、攻めではなく守り、わくわくしない、
    そういうの、絶対に受け入れられないので、
    あんたはいつもきょろきょろチャレンジできる場を探してる
    ってことだよね(…と自分に向かって)。

  • 3110月

    ハロウィンのハの字もない我が生活です。
    写真は、学校のコスプレ大会の応募作品。
    タッチすると大きくなります。

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    朝から冷たい雨ですね。
    渋谷のハロウィン、人出が少し抑えられるのかな、とか、
    衆議院議員選挙、この雨の影響、誰/どこに吉と出るのかな、
    とか、考えながら、することあるのにぐずぐずしています。

    てきぱき、きびきびしているように思われているような気が
    するのですが、本当はぐずぐずしている時間が好きです。

    と、ここまで書いて、さらにしばらくぐずぐずして、
    重い腰上げて(ほんとに重い)、選挙と整体には行きました。

  • 3010月

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    セブン-イレブン・ジャパンとの共催
    「外国人財受け入れの基盤となる日本語でのコミュニケーション」、
    グローバル人材支援総括マネージャーの安井誠さん、
    トレーナーのマハルジャン ディネシュさんと鈴木綾香さん、
    そして日本国際協力センター(JICE)の長山和夫さんが、
    スピーカーとして登場してくださいました。

    このセミナー開催のきっかけは、インターカルト日本語学校の
    私たちが、安井さん、マハルジャンさん、鈴木さんのお三方と
    初めてお目にかかったとき、お話を聞きながら
    「マハルジャンさんと鈴木さんの経験を中心に据えたセミナーを
    したい!」と閃いたところから始まりました。

    第一部。
    アルバイトをする留学生の多くが、
    「日本語を学びたいからコンビニを選んだ」と言っているのだ
    そうです。
    それは「学びながら働く」のではなく「働きながら学ぶ」環境が
    そこにあるからだと思いました。学ぶ内容は、もちろん
    教科書とは違う日本語だけではないと思います。
    先入観を廃し個人に目を向けてお互いの文化を理解することを
    学んだ、それこそがコミュニケーションの鍵だと思ったと
    マハルジャンさんは言いました。
    鈴木さんは、外国人に対してだけでなく日本人同士にも必要です!
    と「やさしい日本語」を社内に広める活動をしています。
    そのポイントは「はさみの法則(はっきり、さいごまで、みじかく
    言う)」です!と。

    第二部。
    まず、長山さんから、多文化共生、就労、日本語教育についての、
    広く深いそもそもという視点からのコメントをいただいた後、
    安井さんもディスカッションに加わり、
    視聴者からの質問に答えながら、多文化共生社会への道筋の
    ヒントを示していただきました。

    ご登壇の皆さま、今日の機会を本当にありがとうございました。
    今日のセミナーが、ご参加の皆さまそれぞれの次なる一歩の
    きっかけになったら嬉しいです。

    ★木曜日のLincさんのに続けての、今日の自校開催のセミナー、
     全力投球×2で、ふう、ほっと一息です。

  • 2510月

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    8年前の明日は台湾での同窓会でした。
    学校の創設間もない頃の先生たち含め総勢17人で行きました。

    そこで伝えたいことがあって、中国語を習いました。
    相手は卒業生たちだから日本語でもいいはずなのだけれど、
    40年も前の人たちは忘れてしまっているかもしれないと思ったのと、
    何より、本当に伝えたいことは、通訳を介してではなく、
    下手でもその国の言葉で話した方がいいと思ったので習いました。

    なんとか伝わったような…でしたが、中国語の発音は本当に難しい。
    よって、一応の目的は達成したので中国語はそれにて断念。