2024年10月期、長期コースの入学式。28の国と地域から。
私の左右の二人は、通訳をしてくれた台湾とアメリカの在校生。
二人とも、一年半前に新入生としてここにいた人たちです。
自分もこんな風になれるんだと、新入生たち、思ってくれたか。
私も、日本語教師になろうと、インターカルトの授業見学に来た時に、
当時いらした田中先生が、学生からすうっと言葉を引き出すのを見て、
ああ、私もこうなれるんだと思ったのを昨日のことのように、
だけど、1987年。
留学生たちへの私たちの役割は、自転車の補助輪みたいなものだと…。
言葉ができる。文化やルールを知っている。自力で、自律的に。
それは生きていくために必要なこと。その先に自信と未来があります。
私たちは、責任と誇りを持って彼らを迎えて送り出すのです…よね。
来週から始まる10月期は、42の国と地域の学生たちでスタートします。