携帯の中に置きたる本を読み本屋まるごと握って歩く
なかなか物が捨てられない性格なので、
せめてもと、物を増やさない努力をしています。
その代表格が本。え?それ?なんですけど、
これは絶対に手元に置きたい、何かの参考文献として絶対必要、
等々、明確な理由がない限り電子書籍を買います。
便利。しかし、買ったことを忘れるのですね。
Amazonの購入履歴を見て、え?と思って、
Kindle開いたらあった…ということ、しばしば。
冒頭の歌は10年前の私のです。
私に、短歌をせよ(ではなく、歌人になれ)と言って、
歌会に誘ってくれたのはABKの前理事長の今は亡き小木曽先生。
「加藤先生、私がいなくなっても短歌やめないでくださいよ」
と何度か言われたのだけれど、・・・すみません。
で、どうしてこの歌を思い出したか。
さっきAmazonの購入履歴に『断捨離』と題した本があるのを見て、
買ったっけ?と思って、見たらKindleにあったからです…。
あちこちで本屋さんが姿を消しているというニュースを耳にする昨今、
率先してそれに加担してしまってるのですよね、私も。