十連休だった夏休みの最終日。
なんだかんだでちょこちょこ仕事があったけれど、
それがなかったら、完全にふにゃふにゃになっていたと思います。
昨日の渡良瀬川。灯籠流しがあったそうです。
母と同じ昭和10年生まれの、三連アーチの中橋は、
これから数年の年月をかけて架け替え工事をすると、
お盆に久しぶりに会ったいとこが言っていました。
母も私も最初の子だったため、母方のいとこ達は皆、ちょっと離れた年下で、
その子たちがマットレスを三角に立てて基地ごっこなんかしていたのには
全然加わっていなかったから、いつも私は年の離れたお姉さんでした。
けれど、このお盆の最中にその中の何人かに会って大人の会話ができて、
年をとるのも悪いことばっかりじゃないなと思ったのでした。
いとこ連の親分格だった女の子と当時から体格のよかった男の子、
今もう還暦間際の背の高いこの二人が、自分たちの肩のあたりまでしかない、
祖父母が眠る墓石の傍に立つのを見て、え?何これと。墓石がちんまりしてる。
私の知るそれは見上げるほどに高かったはずなのに。
…と、なかなか色々に、ほわんとした気持ちに浸ることの多き今年のお盆でした。