大学院で所属していた研究室の先生と若き同期のお二人と、品川で。
コロナの直前、2020年3月まで2年半、大学院に行っていました。
北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)、品川のサテライトに、
平日の仕事を終えてからと週末に。
きっかけは、すでに学生だった法務省繋がりの知り合いの「すごくおもしろい」。
ちょうどその頃、オンライン教材開発中で、日本語教育の視点だけでなく、
科学的な裏付けがほしいと思っていたところ。
そうだ、自分で裏付ければいいんだ、と突然スイッチが入って受験しました。
価値の共創、イノベーション、知識経営、・・・そのとき知って考えたこと。
共に学んだ人たちは皆さんほぼ理系の、若い、大企業に勤務する男子たち。
私といったら、年齢いってる、ばりばり文系、性別女。気後れ以前。
オンライン教材の科学的裏付けはできなかったけれど、
学んだことをディスカッションし、それを持ち帰って自分の仕事の現場に
落とし込んでレポートを書く、等々が、ものすごくおもしろかったです。
日本語教育を深めたい、極めたいという人はもちろん大学院で日本語教育を。
けれど、日本語教育を広義に捉えて、超えて、当然そこにある外界と繋がったら、
実はそこに考えるべき課題や答えがあることに気づく。
授業がある週は、毎日この時間(10時近く)までいた品川サテライト。
お三方がいらっしゃらなかったら私の修了はなかった。
企業での現場経験を有するからこその内平先生と、同期の優秀なお二人、
黄さんと押手さんに感謝しながら四人で見上げたビルです。