「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」という経験、
今でもくっきり脳裏に浮かぶのは、東日本大震災の後の冬。
福島県の国際交流協会からのお声がけで、
外国人に対する日本語支援者のための講座をしに東京から。
トンネルを抜けた瞬間、そこはまさに雪国でした。
福島駅からタクシーで協会前まで。
道端がドカ雪のため車を寄せられず、ど真ん中で降ろされて、
ずぶずぶずぶっと膝あたりまで雪に埋まりながら、
協会の入口の階段までたどり着いて、中に入ったら、
大勢の方たちがすでに集まっていて大感激しました。
けれど私もまた、大雪の中を、そして震災直後の福島に、
よく来てくれましたと感激してもらい、そうかそうだったと。
昨日はその福島県国際交流協会に久しぶりに。
そして今日は、あの大雪の日、豪雪の会津から来てくださった
青山さんと一緒に会津の国際交流協会を訪ねました。
仙台、郡山、福島、会津若松の行脚を終えて、東京に帰ります。
福島サテライトの主柱、佐藤美華さんとの中〆。
生ガキとあん肝とお刺身五種盛りを食べて、蟹汁吸って、
日本酒飲みながら、あれやこれや、これからのことの語り合い。