父、
「うちの子が足が速いわけない」とか、
「歴史ができるはずがない」みたいなことを、
普通に言いました。
小学生の頃、学校に行きたくない朝、
「おなかが痛い気がする」みたいなことを言うと、
父は、「休んじゃえ」と言い、私はテレビの前に布団を
敷いてNHKの教育テレビを見て過ごしたりしていました。
いや、毎日休んでいたわけではないです。時々です。
高校卒業前には、
「進学でも就職でもいいから、一度は東京で暮らしなさい」、
「アルバイトと学生運動はしてはいけない」。
まさに昭和の父で、怖いなんてもんじゃないほど怖かった、
はずなのに、思い出して書き並べるとそうでもない不思議。
ついでに思い出したこと。
私の大学時代に流行っていた、オーバーオールで帰省したら
「作業員みたいな格好するな」(父)
小学生の時にミニスカートで祖母の家に行ったら、
「きれ(布)が買えないみたいじゃない」(祖母)
「お嫁に行くのが遅くなるから、短大に」(母)
この考えは、当時は割と当たり前だったかも。
あと一つ。
就職した私に「職場の花になりなさい」(祖母)(-。-;
以上。芋づる式に思い出したこと。
父と祖母はすでに他界。母は非常に元気に暮らしています。