浅草の仲見世で買った舟和の芋ようかんの脇に
ころんころんと並ぶあんこ玉。
日本古来の色ですよね。こんな色合い、好きです。
田んぼの緑と、空の青と、白い雲。いい組み合わせ。
浅草からかなり足利寄りのところでの車窓の風景。
帰ってきました。2泊3日。
学校はカレンダー通りのお休みなので、
2日の月曜日、足利→北千住、つくばエクスプレスに
乗り換えて、駅3つめで降りて学校に直行します。
連休初日はメンテナンスの日。
まず本駒込で鍼灸、府中に戻って美容院。
メンテナンスということばを初めて聞いたのは、
新卒で就職した大学。情報処理センターに配属され、
そこに入ったIBMの大型コンピュータの毎月の請求書に
あったメンテナンス料。高いんだなぁと思いました。
メンテナンスということばを身体にも使うようになった
のは、最近のことだと思いますが、
メンテナンス(maintenance)とは、維持、持続、保守。
酷使していると思う分、身体にも必要ですね。
今日の鍼(はり)とお灸(きゅう)で、心身の腫れ物が
ぼろっと落ちた感じでした^^
写真は、美容院の自分が座った席から見た風景。
ムーミンファミリーのお尻たち。
ヤクルトタフマンがまったく効かなかった今日、
疲れた足を引きずって帰ってきたら、
ポストの中にあった、スリーエーネットワークの
情報誌「Ja-Net」。
遠藤織枝先生による巻頭寄稿の冒頭、
「ことばとジェンダー研究のはじまり」に書かれた、
『岩波国語辞典』からの引用に、思わず覚醒。
おんな【女】
…気持ちがやさしい、煮えきらない、激しくない等…
おとこ【男】
…強くしっかりしている、激しい等…
え?なんだこれ?と(時代の先端と思っている)
スマホにダウンロードした愛用アプリ『大辞林』
を見たら、そこにもほぼ同じ意味の羅列!
がっくり。
ここのところ翻弄させられているのは、女、男に
関係ない、煮えきらない、しっかりしていない面々
だったことが頭をよぎり、覚醒から混迷へ。
人のせいにするまい。
思わずここで立ち止まってしまいましたが、
遠藤先生の巻頭文は、3ページにわたって続きます。
ここから始まった先生の研究。
私も、立ち止まっていらいらめらめらしていないで、
それを研究材料とするくらい超越した人間を目指す、
のがいいのでしょうね。
ちょうどいいところでゴールデンウィークです。
心身共にのんびりして、リセットウィークにできたら
いいなと思います。
遠藤先生、変な引用ですみません。
「そうきたか」という登場のされ方が好きです。
今日のそれはこの本。
凡人社から届いた封筒に入っていました。
編者の田中祐輔さんは、今や著名な田中先生なのだけれど、
院生時代から知っているご縁で、永遠の田中さんです。
『日本語で考えたくなる科学の問い』
このタイトルに、「そうきたか」と思いました。
自分がしてきた日本語教育に科学の裏付けをしたくて、
数年前に、先端科学技術という名がつくところの
院生になった自分は、科学で物を語れるほどには
まったくなれなかったけれど、たくさんの「未知」という
名のカードの何枚かを裏返してもらって、
それが「知」になりました。
「そうきたか」。
何がどうきたかをちゃんと知るために、読みます。
いいものを教えてもらいました。
酢酸菌酵素というお酢の酵素がアルコールを分解してくれる
のだそうです。
コロナ、完全収束ではないけれど、かなり日常に戻った今、
飲む機会が増えました。例えば、昨日も今日も。
キューピーが、マヨネーズに必要なお酢を応用して、
薬の分野に進出していること、知りませんでした。
富士フィルムが、長年培ってきた写真の技術をベースにして、
化粧品に進出してきたときも驚いたけれど、今日のこれも。
パラダイムシフト(paradigm shift)とは、
時代や社会において、常識的な考え方の枠組み(パラダイム)が、
革命的、劇的に大きく転換(シフト)すること。
変わらなければ消滅するしかない。
変える判断、変わる勇気、変われる能力。
今日は、食関係の人、ホテルの人、出版業界の人、いろんな人に
会いました。
外の空気に触れると、新しい可能性が見えてきます。
ですが、まずはアルコールと、何より油のとり過ぎに注意の私。
一昨日だったかその前だったか、
釣りの番組を見ていたら(他に見るものなく仕方なく)、
こんな顔の魚を釣っていて、これ食べる人いるのかな、
フライくらいしかないんじゃないかなと思ったんですが、
今、自分の写真フォルダを見ていたら、これがあって、
日付から昔の手帳で調べたら、2015年4月15日、
他所の学校さんのお席でこのお刺身を食べたことが判明。
あれ?この魚、名前何ですか?
テレビで見たのは、深海魚みたいなのだったんですが。
ここまで書いて、これはオコゼなのではないかと…。
だったら珍しい体験じゃないですよね、別に。
消して別の話題を書くのも…なので、以上。ということに。
明日はまた月曜日ですね。
月曜日までに出してくださいと金曜日に言われた資料を、
飲み残しの白ワインを飲みながら作っています。ふう。
でも美味しい。
水の色を、あの白と青を混ぜた色にして、
水色と名づけたのは誰でしょうね。
肌色は、日本人の一般的な肌の色ということで
決められたみたいだけれど、
いつの頃か、差別と指摘されて別の呼び名に
置き換えられました。
思い起こすと、自分の子ども時代は、
誰も疑うことなく、肌色と言っていたように思います。
肌色と書かれしクレヨンいできたり肌って誰のと思わぬ頃の
8年くらい前までのほんの数年間のめり込んだ時の私の短歌。
飽きっぽいというか、伸び代ないなと見切る少し前、
歌会で少し褒められた歌です。
肌の色のような、そういうことに意識を持てたのは、
今のこの仕事に就いたおかげだと思います。
おかげはたくさんあります。ほんとよかったです。
26のあのときに、当時の職場だった大学のキャンパスで、
偶然会った留学生にありがとうです。
あ!この人に日本語を教えた人がいるんだ!これだ!
・・・から、今日に至る。
こんな海の“水色”を見て過ごしたことは、意味ありました。