今日は、2021年度の授業最終日。
ディベートをしたクラスの先生の話を聞きました。
テーマは?と聞いたら、「ラインの既読機能、必要か不要か」。
なるほど、今の時代はそうくるのですね。隔世の感でした。
さらに、教室にいる学生とオンラインの学生をチーム分けして
ディベートをしたって、少し前まではあり得ないことでした。
私が日本語教師をしていた20年以上前は、
「住むのは田舎がいいか都会がいいか」はよく聞いたテーマ、
私が、好きでよくテーマにしていたのは「整形手術、賛成?反対?」
夏休みに一時帰国した(多くは隣国の)学生が戻ってきたら、
うっすら顔が、はっきりくっきり二重瞼の顔に変わっていた、
というようなことが普通によくあった時代です。
冒頭の先生はもう一つ、「日本語学校にテストは必要?」も。
賛成チーム、反対チームに分かれてのディベート終了後に、
「みんなの本当の気持ちは?」と聞いたところ、大半が必要と。
「でも、ただ必要じゃなくテストの質が重要って言われちゃって」
と、その先生。「そりゃ、大人ですもんね」と。
いや、大人じゃなくても。
写真の薔薇は、
コロナ禍の中、日本で勉強し続けてくれた卒業生のため、
続々と入国してくる、国でずっと待機してくれていた新入生のため。
卒業式は連休明けの火曜日22日。入学式は4月7日です。
「留学に価値はあるか」に賛成組の、ありがたいみんな…ですね。