2011年の東日本大震災直後の今日、
3月16日に学生がホワイトボードに残したメッセージ。
学生たちに国に帰ることを勧めたものの、
実際にみんなが日本を去って行くのを呆然と眺めていたときに、
これを見つけた先生から呼ばれて見たメッセージでした。
あれから11年後の今日、一番長い人は2020年4月から、
日本に来る日を待ちに待っていた学生たちが、
ようやく入国し始めました。
学生がいての学校。それが当たり前のことなのに、
ときどき、当たり前じゃなくなるのは本当に悲しいです。
でも、この写真のメッセージを書いて日本を去った彼とは、
嬉しいことに、その後何度か会う機会がありました。
悲しいことにも終わりがある。
そう思わなかったらやってられない。