2年と言っても、3度目の春です。2020年の4月は、
突然降ってきたコロナウイルス感染拡大という事態に、
「つながる」ことを目標に定めた1ヶ月でした。
国に帰らず日本にとどまってくれた在校生たち、
入学が決まっているのに日本に来られない新入生たち、
その彼らをZOOMでつないで、朝とお昼の毎日2回、
画面上で顔を合わせる「つながる時間」を1ヶ月しました。
私も毎回、話題を見つけて話しました。
当時はまだ画面共有なんていう機能を知らなかったので、
‘いらすとや’から取ったイラストをiPadに入れて、
それをパソコンのカメラに向けて映しながらの話。
飲み会をしないでください。
オンラインで飲み会をしてください。
みたいなことを、初級の学生たちには。
その2020年の4月から2年間、授業料を払って
オンラインで授業を受け続けてくれていた学生たち、
ただひたすら待ってくれていた学生たち、
彼らがいよいよ日本にやってきます。
とても印象的だったオランダとスウェーデンの男子たちが
早々にやってくると聞きました。
彼らに続いて、各国からも続々と!涙涙涙です。
おひな様、片づけられてもういないのですが、
赤い毛氈(もうせん)が敷かれた台はそのままに。
「使います」。・・・何に使うんでしょう。
きっと、やってくる新入生たちのための何かじゃないか。
涙涙涙。