8年前から、毎週日曜日の夕方(オンラインになってからは夜)
開講している、ミャンマーのコミュニティの皆さんの日本語教室、
今日は、2021年度の修了式と報告会でした。
一昨年までは西早稲田の早稲田奉仕園の講堂でされていたものが、
今年は授業同様にオンラインでの開催でした。
ずっと難民支援をされている、衆議院議員の中川正春先生、
この事業を委託する文化庁からは、日本語教育調査官の増田さん、
そしてインターカルトから、谷口さんと私が参加しました。
横山先生と内山先生と、インターカルトから五月女先生の3クラス。
この日本人の日本語の先生たちに、ミャンマー人のアシスタントの
方がついて、先生とミャンマー人学習者の皆さんのサポートをする
のが、このプログラムの大きな特徴です。
また、日本語が未習のまったくの入門レベルの学習者に対しては、
ミャンマー人の先生がミャンマー語で日本語を教えます。
学習者の皆さんは毎日仕事をし、日曜日の夜に2時間だけ日本語を
学ぶ、そういう学習環境における効率的な指導・支援の方法は…と、
この事業を主宰されてきたNPO法人PEACEの理事長、マリップさんが
試行錯誤された結果がこの形なのだと思います。
多様な学習者、多様な教師による多様な教え方。
マリップさんをはじめとする、ミャンマーのさまざまな民族代表の
理事の皆さん、そして事務局長として公私の別なく動かれている
宗田先生に心から敬意を表します。
「日本語の学習が人生を豊かにする」と信じてしています。
ミャンマーに、全世界に、一日も早く平和な日々がきますように。
上から二段目の真ん中にいる谷口さんの背景は、陽光桜という名の
桜だそうです。今日のお祝いのために撮って背景にしたのだと…。
陽光=平和の訪れ、と信じたいです。