今日のセミナーは、徳山大学とインターカルト日本語学校が、
今年の9月8日に締結した研究教育活動での包括連携協定の
第一歩として開講する、山口県周南市の地域活性化を目的とした
リカレント教育講座の開講を記念して行いました。
当校の日本語教師養成講座のオンデマンドでの理論部分と、
徳山大学さんが行う教育実習を組み合わせた形で、
現時点での、告示校での日本語教師資格を取得できる講座として
文化庁に認められた講座、徳山大学内サテライトでの教育を、
リカレント教育と位置付けました。
リカレント教育は、生涯学習の一部ですが、
働くことが前提での学びで、かつ仕事のスキルアップ、
キャリアアップを目指す目的で受ける教育です。
今日のセミナーでは、
伊東祐郎先生には「地域における日本語教師の可能性」について、
立部文崇先生には「リカレント教育としての日本語教師養成の意義」
について、山口県周南市を事例としてお話しいただきました。
立部先生がお話の結びでおっしゃっていたこと。
地域の活性化は、多くの人に選ばれる街になること。
その環境づくりに寄与できるひとつのリソースが「日本語教育」。
そこに、日本語教師の可能性もあるのだと思いました。