窮地に強いから…と、この間久しぶりに会った人に言われました。
強いかどうかはよくわからないけれど、次々と訪れる窮地や
環境の変化を結果的に乗り越えて今がある、みたいな感じです。
が、窮地にあるときにこそ元気が湧いてくるのは事実のような。
この間お呼ばれしたセミナーで話をするために年表を作ったら、
2000年にこの役に就いてからの10年間が凄まじかった。
2002年 重症急性呼吸器症候群(SARS)流行
2004年 入国在留管理の厳格化
2009年 新型インフルエンザ流行
2011年 東日本大震災発生、そして2012年の…。
もちろん、同じ時代を生きてきた他校さんも、同じようにこれらを
乗り越えてこられたわけですが、
私たちは、さらにその後、新たな環境にも身を置くことになります。
いろんなことがあったけど、何があってもめげない。
ダメだからこそ手を尽くしてみる。究極、ダメを楽しむ。
これらの中で何が一番辛かったかと言ったら、
それは、今まさに進行中の、このコロナ禍にほかなりません。
ああ、もうやってらんないと思ったら、原点に戻ってみる。
一泊旅行の宴会とか、学生たちのテーマなしのお習字とか川柳とか。
そうしたら、ありたい姿が見えてくる。何をすべきかが見えてくる。
めげてる暇はないと思えてくる。・・・なんてね。