• 2311月
    Categories: tanka, 雑感 Comments: 0

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    ブログ連続更新366日目です。

    目標を掲げ、それに向かって、半ば意地になって達成するのが
    好きなのだと思います。
    昨日はブログの1周年でしたが、実は過去にもう一つ。
    2013年から2014年にかけて、短歌を1年間毎日詠み続けました。

    2011年の震災後に、アジア学生文化協会の前理事長でいらした
    小木曽先生に誘われて、それまで一首も作った(詠んだ)ことが
    なかったにもかかわらず、短歌結社 竹柏会『心の花』に入会。
    ※1898(明治31)年創刊、佐佐木幸綱先生主宰の由緒ある会に^^;

    初めて参加した夏の大会で、4等賞をいただいたのに気を良くして、
    その次か次のお正月の歌会で、これから毎日欠かさず詠みますと
    勝手に宣言。そこから365日、振り返れば、とりあえず作りました
    っていう出来のを毎日。

    なのだけれど、せっかくなのでと、365日の成果の中の15種を、
    その翌年募集のあったNHK主催の近藤芳美賞に応募したところ、
    入選の通知が届きました。

    でも、だめなのです、私は。すぐにやり切った感。
    目標を見失った瞬間、ガクッとやる気をなくしてしまうのです。
    なので、短歌はそれっきりです。
    そして今も、コロナの苦境の中で色々始めたことが動き出して、
    ちょっと目標見失った感。
    だから、早く見つけなければならないのです。次の目標。
    ブログとか短歌とか、そういうのじゃなく、もっと本質的なのを。

    以下、過去の栄光を披露させていただきますね。
    (って、今までもここでちょこちょこ披露してますが。)

    まず、夏の大会、4等賞の。
    ・隔てなきたった一つの太陽を七十億の民が眺むる

    そして、近藤芳美賞入選の15首。
    タイトルは「余瀝飲み干し…」。
    ・図に乗って昨日は少し飲み過ぎた朝のトイレにニッカが香る
    ・呑み食いで仕事はせぬと電話切る打ちっぱなしも三度でやめる
    ・大事なる和なれど和のみで成り立たぬ組織もビールもまとめて苦し
    ・神谷バー寄りて求めし電気ブランノスタルジアが味覚鈍らす
    ・「おお!さすが獺祭」などと言うてみて名に呑まれたと顔赤くする
    ・賀茂鶴は戦艦大和とうんちくを言いて止まらぬ蕎麦屋の酔漢
    ・奈良漬けで酔いし父より生まれたる我は好んで酒の歌詠む
    ・遺言にあらねど父の通夜振る舞い酒なきことをいかに思いし
    ・爪先に心臓ありと思ほゆるほど我を酔わせし初コークハイ
    ・ビール壜片手に「勝手にシンドバッド」居酒屋清瀧今もあるらし
    ・巫女にまだ注がれぬうちに盃の余瀝飲み干し妻となりにし
    ・味噌汁を小鍋に分けて酒粕を落として溶かすわたくし用に
    ・雨の日はマッコリですと教え子が言っていたなと棚に手延ばす
    ・上海で好かぬ人よりもらいたる紹興酒の瓶捨てずに飾る
    ・イスラムの教えによりて飲めぬ国だからなおさらビンタン旨し

    「飲みニケーション支持急落「6割」が不要、日生調査」
    と、今、ニュース記事に出てきました。が、不要でしょうかね。
    古い人間なので私は必要なんじゃないかと思うのですが。

    本日、勤労感謝の日。ほぼ寝てました。