文化庁委託「「生活者としての外国人」に対する日本語教師初任研修」で
講座を担当してくださっているS先生が、Finger Boardで、“試しに”
教材を作ってくださいました。
※Finger Boardは、「つくる」「おしえる」「まなぶ」をひとつの
アプリにまとめた教育/学習アプリケーションです。
S先生、今までこのアプリに触ったこともなかったはずなのに…。
シンプルだけれど、ちゃんと機能を駆使して作られていました。
一言、すごい。
こちらです。
【Finger Boardの開発会社Semiosisのコメント】
ドラッグ&正誤判定という中級者向けの機能がいきなり使われていて
驚きました!
ちなみにこれは、オンラインでの使い方説明をしているユーザーさんの
動画を参考にして作ったものだそうです。
使い方動画を作ってくださったユーザーさんにも感謝です!
【制作者S先生のコメント】
今回は、日本人向けに難解地名を扱っていますが、
実際には、その地域で生活している外国人にとって身近なモノやコトを
使って五十音が学べるようにできたらどうかなと考えました。
動画に撮った「出雲郷(あだかえ)」のほか、
「揖屋(いや)」「十六島(うっぷるい)」という三つの地名の読み方が
出題されていました。
今回はデビュー作により匿名でということなので、誰の作とは言いませんが、
でも、地名からの連想で誰かわかってしまいますね。わかる人には。
さて、タイトルに書いたように、地名でもモノでもコトでも、その地域、
その環境特有の学習すべきことがあるっていうことだと思います。
何でもかんでも共通の既成教材を使うのがいいってことではない、ですね。
※ご興味のある方、Finger Boardでの教材制作セミナー、こちらです。