大江戸線の新御徒町駅から学校まで行く間に、
こんな素敵な洋館の病院があります。西郷醫院。
「医」の漢字、旧字体の「醫」です。
古い建物が残る下町ですが、最近、それが壊され、
マンションに建て替えという風景をあちこちで見かけます。
手前にあった建物が姿を消して、唐突に現れた隣の建物の壁面。
そこに住む人に必要な変化だとしたら、それが優先されて当然、
旅人がとやかく言ったり感傷的に浸るのはお門違い。
それはその通り。ですがやっぱりね。そこで働く私たちとしては。
久しぶりに涼しい朝で、町の風景を眺めながら学校に行きました。
今日は、文化庁「「生活者としての外国人」に対する日本語教師
初任研修」で、自分の担当日だったため土曜出勤。
講座の最初に受講の理由をチャットで送ってくださいと言ったら、
「日本語学校を卒業…」という答えがありました。
言ったのは、日本語を勉強している外国人ではありません。
留学生に日本語を教える先生を卒業っていう意味ですよね。
わかります。その気持ち。
建物や町の風景は、変わることによって進化。
人も、卒業を繰り返しながら前に進んでいくってことですね。
二日続けての2時間台睡眠。限界につき、まだ9時ですが寝ます。