たとえば就業後の職場で、
自分が帰ったらその人が一人になってしまうようなときに、
その人に向かって「ねずみにひかれないようにね」って、
・・・言いませんか?
「え?何それ?」って顔をされることが多いんですが。
(実は今日の二人もそういう反応でした。)
言葉って、意味や語源を教えてもらって覚えるのではなく、
人が使っているのを聞いて、その場面や状況と一緒に覚える、
そうやって身につけるっていうこと、とても多いと思います。
知らないっていうのは、使う環境にいないっていうこと?
それを知らない人が、それを使う環境を作るということはない、
すると、それを知る人、使う人がいなくなる。
そうやって言葉がなくなる。
味わいのある言葉も消えていく。寂しい…ってだけの問題?
言葉ってそういうもの?
「ネズミにひかれそう」、大辞林には、
家の中に一人きりでいて寂しいさまを言う。・・・とありますが、
そこにあった物が神隠しにでもあったように、いつの間にか姿を
消してしまうこと。もっと詳しく知りたい方は、こちら。
学校にいる私とzoomをしたことがある方は見覚えがあるかも。
この写真のぬいぐるみの前に座って、私は仕事をしています。