今日は、午前午後、
こんな向きに座ってzoomでミーティングをしていました。
手前の黒いのはパソコン。窓の向こうにあるのは海。
2011年3月11日からちょうど10年。
あの日、学生たちと一緒に近くの公園に避難して、
地面が揺れるのを足と体全体で感じながら、しばらくそこに。
隣の幼稚園でも庭の真ん中に子供たちがかたまって座っていたので、
「これからどうするんですかー」と先生らしき人に大声で聞いたら、
「おうちの人が迎えに来るのを待ってるんですー」という答え。
このとき、私たちの学生たちに迎えに来る家族はいないんだ、
守るのは自分たちなんだということを明確に認識しました。
その後学校に戻って、その晩は学生たちと一緒に学校に泊まり、
地震が起こる前に授業が終わった午前クラスの学生たちの安否確認を、
翌日のお昼過ぎまで夜を徹して。
それぞれにそれぞれの3.11。
自分の体験なんか被災地の人たちに比べたらどうでもいい程度。
なのだけれど。
振り返ると、あれから本当に色々な出来事が私(たち)を襲いました。
コロナの真っ最中、思いがけず沖縄に出張することになり、
一度自分を整理しなくちゃ(実は毒出しをしよう)と思って、
今日までそのまま残って過ごしました。
結局何回もzoomの会議をしながらの滞在だったのですが、
でも、有意義な時間でした。ちゃんと毒が出たかどうかは…???
私たちの未来、果てしなく広がる海のごとしと信じます。