猫たちは何を招き入れようとしているのか。
オリンピック選手? 留学生? 働く人? 観光客?
私たちに、継続的、恒常的な安定はありません。
不安定と不安定の隙間にたまに安定があるって、そんな感じ
じゃないかと確信したくなるほどの、特にこの一年です。
あの新聞どこにしまってあったっけ?と思って探したら、
本棚の本と本の間に、他の新聞と一緒にがさっとありました。
「日本経済新聞」2002年4月10日の夕刊。
ドキュメント挑戦 日本語教育の新世紀…⑧
「新校長、世界にらむ」というタイトルの脇に私の写真。
探していたのは「ドラスティック」という言葉です。
「・・・日本語の需要が政治、経済の変化でドラスチックに
変わることを身をもって学んだ」と記事にありました。
学んだのは私です。
1996年のあのときは、アジアの通貨危機でした。
今また、政治でも経済でもないものから学んでいます。
学ぶのもう十分、もう結構なんですが。
「ドラスティック」(記事ではドラスチック)という言葉、
この、取材を受けたときの記事で初めて知りました。
ドラスティック:徹底的で激烈なさま。(大辞林)
記事を書いたのは、当時、日本経済新聞の編集委員で、
現在は、国際教養大学名誉教授の勝又美智雄さんです。
日振協でご一緒する勝又さんとの出会いもここからです。
記事の最後に、
「「日本語人口を世界に増やしたい」と構想を練っている」
とあります。練っていたのは私です。
今も練っています。
練っているのですが、嗚呼、寝落ち寸前zzz… また明日。