ここ数日、スマホの画面がすり減るんじゃないかと思うくらい、
いろんな人と電話で話しました。
他の業界がそうであるのと同じように、
春なのに新入生が入国してくる見込みが立っていない私たち、
日本語学校も究極の事態です。
今日の写真のテーマは、暗がりではなく、その先の光です。
咲いた咲いたチューリップの花が♪
並んだ並んだ赤、白、黄色♪
そうなのですよね、赤と白と黄色。
チューリップにも色々あるのと同じように、
人間も考え方もそれぞれ違う。同じじゃない。
考えなければならないことがたくさんあります。
でも、明日考えようと思います。
最近の座右の銘「明日できることは今日するな」。
年を経て?か、変わりました。今までの私なら、
「明後日のことでもできるなら今日してしまえ」。
桜も咲いてます。
実は今日、サクラサクのようなことがありました。
今日はまずそのことだけ考えます。
明日はISOの定期審査。
そんなことしてる場合でない今だとわかっていますが、
だからこそ真摯に粛々と。
子供のとき、何かお願い事があると、
「神様、仏様、お釈迦様」と呪文のように言って、
「……をお願いします」と続けたっけなと、ふと思い出しました。
祈りたいことがたくさんあります。
クーデター以降の弾圧により状況が日々悪化している国のこと。
歴史の変動の中で私の国という意識を揺るがされている人々のこと。
コロナ感染終息のこと。すべての産業の行方。個人の生活のこと。
そして昨日知らせで聞いた、脳梗塞で倒れ緊急入院した人のこと。
することがたくさんあって、ものすごく忙しい毎日を送っている、
さらにしたいことがあって、それが目の前に控えている、年齢。
ほとんどすべてが自分と同じだから衝撃がさらに大きいです。
祈るしかないです。
秋葉神社。駅から学校に行く途中にあります。
今日は、笈川先生のセミナー。今日も圧巻でした。
通信コース開講記念第一弾、シリーズのトップバッター。
今日のアンケートは今、収集中なので、
2018年にインターカルトの教師向けにしていただいた時の、
教師の声と、参加してくれた学生の声、抜粋。
(教師)
・こんなにテンポよく全員を巻き込んで授業ができるのかと驚きました。
・学生の心理を重視、意欲を湧き出させる工夫がためになりました。
(学生)
・とても楽しかったです。2時間の授業が30分のようでした。
・先生がとても元気で、こんな授業をもっと受けたいと思いました。
授業が終わった時に「え?もう終わり?」と思わせられたら成功、と
専ら授業をする教師だった頃、思っていました。
笈川先生の授業を見ていて、ああ、私もまたやってみたいなと。
(しかしもう少し色々が落ち着いてから←←←と自分に言い聞かせる)
去年の今日は、こんなのを撮っていました。
これ飲んで乗り切ろう!と本気で思って飲んだのだと思うけど、
一年たっても、自分のせいじゃなく未だ乗り切れていない今。
あまおう買って食べたら、あまおうの故郷に住む人から、
私も食べました!と連絡がきました、…それも去年の今日。
◯年前の写真と表示してくれるスマホの機能が、
世の中が止まっていることをいちいち教えてくれている感じです。
しかし。
プロ野球開幕。去年は無観客だったけれど、今年は観客入れて。
入学式。去年はしなかったけれど、今年はオンラインでします。
一年間しっかり学習して、形を変えてできるようになりました。
止まってはね、いなかったんですよね。
去年の秋から、ほぼ毎週土曜日、全16回の文化庁普及事業、
「生活者としての外国人」に対する日本語教師初任研修、
先日の評価委員会を経て、今日は振り返りの会でした。
福島、東京、名古屋、久留米、那覇の5ブロックに所属する
中枢メンバー、共に研修の運営をした23人合同の会。
半年前までお互いに名前も顔も知らなかった人たちが、
カリキュラムやら広報やら当日の運営やら事務管理やら
ポータルサイト制作やら、混じり合い協働して成し遂げた
成果が、今日の和気藹々の雰囲気だったと思います。
講座の受講生142名、
事業の一環で行った各ブロックが主催したセミナー、
生活者としての就労者、難民、外国人児童、留学生、日系人を
テーマとしたセミナーには、日本国内外、様々な立場の方々が
のべ1851名も参加してくださいました。
そのまますっぽりコロナ禍の中にあった2020年に、
暗くなることなく、絶望感にも苛まれず、前を向いて忙しく
していられたのは、この事業のおかげだったと思います。
どうもありがとうございました。どうか引き続き…です。
里の春。
なんたって春が好きです。
春というだけでモチベーションが上がります。
日曜日から、毎晩8時から10時までオンライン授業を受けてます。
ある言語を、10日間でいわゆる初級レベルの試験合格まで導く!
という謳い文句で、実績もあげているという講座です。
外国人向けなので、説明の言葉が完全には理解できないのだけれど、
「言葉の勉強は楽しい」「難しくない」というコンセプト、
それで結果も出している、その効率の仕組みを解明したい。
帰りの電車の中で、早く帰れた昨日はベッドの背に寄りかかって、
今日は仕事しながら、イヤホンを耳に突っ込んでライブの受講。
さらに、たくさん課せられている予習もしていないので、
突然指名されても愛嬌で、だから結果は、まあ、です。
基本、自分に負荷を課すのが好きっていうのもあります。
それと、春だから。
それぞれの教室で、一瞬マスクを外しての記念撮影。
いつもの年と変わらない、とにかく明るい学生たち。
毎年恒例の卒業生一人一人のスピーチでびっくりしたのは、
誰一人として、コロナについて言わなかったことです。
いや、たった一人だけ「終息したら飲みに行こう」と。
普通ならあれもこれも色々できたのに、本当にかわいそう、
と思っているのはこちらだけで、
この状況でも帰らずに残った人たち、これを普通として、
ちゃんと勉強して、ちゃんと楽しんで、ちゃんと進路を決めて、
これはこれとして受け入れている姿、恐れ入りました、でした。
インターカルト日本語学校で勉強してくれてありがとう。
いつも言う言葉に、さらに深い思いを込めて。
I will miss you…