• 298月

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    「すぐやる課」というのができたのは1969年(昭和44年)、
    全国に先駆けて始めたのは千葉県松戸市で、
    去年、50周年を迎えたと、検索した先の記事にありました。

    すぐやる課なのか、何でもやる課なのか、
    ここのところの私たちの学校はまさにそんな感じで、
    貧乏暇なし状態。
    ※4月から留学生が入国してこないので明らかに裕福ではない。

    今日の土曜日、
    日本語教師のための日本語教育能力検定試験対策講座
    配信のために講師の先生たちと共に朝から出勤のスタッフたち、
    コロナでリアルのフェアが中止になり、オンラインになった
    香港とタイ、それぞれの留学説明会に参加の教師とスタッフたち、
    などなど、皆、別々の色々を背負って多忙な一日。

    すでにお知らせしている二つの文化庁の事業、
    海外に赴く日本語教師初任者研修と、
    「生活者としての外国人」に対する日本語教育普及事業
    そして、JLPT世界ランキング模試

    今、世界中がダメなわけで、ダメなものはダメ、
    くよくよしたり、鬱々としたり、ダメな金額計算しても仕方なく、
    とにかく、すぐやる、何でもやる。
    ダメじゃなくても、そんなやり方でずっと生きてきた私には、
    ただただ絶賛の光景です。

    家で連絡受けてるだけでごめんなさいの土曜日でしたが、
    上に書いた世界ランキング模試、
    イタリアの提携校IL MULINOが、広報記事を掲載、
    在イタリア日本領事館も協力してくださると聞きました。
    皆で力を合わせればどうにかなるかなと、こういう時こそ、
    能天気にバタバタするのがいいんじゃないかと思う、今日でした。

  • 268月
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    最近、自分に対して色々思うことがあります。
    他人の褌(ふんどし)で相撲をとるな。
    人の蠅を追うより自分の頭の蠅を追え。
    安請け合いするな。
    身の丈に合った…(何々)…。

    けれど、弾はよりすぐりの一発ではなく、
    百発撃って一発当てる、と思っているから、
    とにかく撃つ。
    買わなきゃ当たらない宝くじと同じで、
    幸運は、
    めったに空から降ってはこないのだから。

    私が唯一信じている占いによると、
    2020年の下半期から、私は本格的に、
    「新しい村の創設」を始めるのだそうです。
    どんな新しい村を創るのか楽しみだけれど、
    あんまり突拍子もないことをしないといいな、
    と、自分を案じてしまう、自分。

  • 238月
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    柿の実の形、
    裏に「日本堤一ノ三 松 丸山酒店 電話 根岸 三壱一」
    とある器は、子供の頃のうちの梅干し入れで、
    今は私のところに来て、梅干し入れをしています。

    こういう歴史の残骸のようなものをもらってくるから、
    よく言えば、物持ちの良さあふれる家が、
    ますます雑多なものの集合体のようになっていきます。

    祖父母の家にあった、銭形平次の家にあるような、
    長火鉢もあり、その引き出しには
    祖父母の新婚旅行の時のと思われる領収書も。
    昭和9年4月21日、鬼怒川温泉ホテル。

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    別にある伝票は、夕飯、お酒、煙草、お土産のお饅頭と、
    仲居さんへの心付けまで。
    結婚式の日に初めて相手の顔を見るという時代、
    祖母は、結婚前に家を訪ねてきた祖父の顔を、
    普通の女の人だったら、絶対に顔を伏せているような場面で
    チラッと見て、それを祖父に気づかれたらしいです。

    90過ぎまで生きた祖母は、
    自分の葬儀の後の会食はここのお店で、というのと、
    集まる人の席順を遺していました。

    自分も遺しそうだなあと、チラッと思います。

  • 228月
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    トランプ氏74歳、バイデン氏77歳、
    森元総理・オリパラ大会組織委員会会長83歳、
    黒柳徹子さん87歳、瀬戸内寂聴さん98歳、
    福岡市在住の日本最高齢、田中カ子さん117歳、
    などなどなど。

    つい昨日、意図せずというか、思わずというか、
    「あと10歳若かったら」と言った自分について。
    あれは逃げのセリフだったなあと思い、
    寝覚めの悪い・・・今朝でした。
    できない理由を言うな、どうしたらできるか考えろが
    モットーのはずなのに。

    だからといって、それをするかしないかは別問題として、
    第一線で生きている冒頭の方たち、
    いつまでも第一線にいることの是非も別として、
    じゃあ、10年前だったらそれができたのかと言ったら、
    記録によると、私は東南アジア一帯を飛び回っていたようで、
    (→こちら
    その時にはその時の、したいこと、
    しなければならなかったことがあったのだから、
    あの頃だったらできた、ということでもないのでした。

    今日は母の誕生日。森元総理と黒柳徹子さんの間の年。
    血を丸々引いているはずなので、・・・ではなく、
    私が今一番したいことは何か、なのです。つまりは。

  • 168月

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    前に、台湾の孫さんにもらった、
    枸杞の実と、龍眼と、棗を煮出したのを飲みながら、
    渡哲也のスーパーベストというのを聴いています。

    明日からまた新しい週。
    いろんなことを引き寄せようとしているのか、
    引き寄せられているのか、どっちもなのか、
    なんであれ、心身ともに忙しないなと思っています。

    私のフィギュア。
    3年前に日本留学30周年を迎えた香港の卒業生たちが
    作ってくれました。
    留学が人生に与えるものの大きさを、ずっと見てきました。

    4月から止まってしまっている日本留学をどうするか、
    コロナ後にどう引き継ぐか、
    想定不可能かもしれないけれど、要想定、想定必須、
    だと思います。それぞれが。

  • 158月
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    向田邦子のエッセイ「夜中の薔薇」。
    シューベルトの「野ばら」の歌詞を勘違いしていたというお話。
    「童は見たり 野中のばら♪」を「夜中のばら♪」と。

    実家の庭に、植えていないのに毎年咲く百合。
    夜中の百合は、数年前のお盆に帰った時、私が自分で撮影、

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    昼間の百合は、今朝、そういえばユリは?と聞いたら、母からきました。

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    猛暑、酷暑、烈暑、激暑、甚暑、極熱、劇暑、盛暑、濃暑・・・。
    インターカルトに入ったばかりの20代後半に、
    上品な、日傘が似合う先生たちに「どうしてささないの?」
    と聞かれ、まさか「年寄りくさいから」とは言えないから
    微笑み返しで済ませていたけれど、実はずっとそう思っていました。
    が、観念して、さすようになって十年くらいたつでしょうかねえ。

    気に入った手袋が見つからなくて、
    風邪をひくまで、しないで我慢したという向田邦子〜「手袋をさがす」。
    なんとなく似ている気がして、好きです、向田邦子のエッセイ。

  • 128月
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    高校時代まで走り幅跳びをしていたというかっこいい人と話しながら、
    私は何が得意だったかなと考え、そうだ!と思い出したのが跳び箱。
    本当に得意だったんです。

    どうしてそんなに得意だったかというと、
    絶対に自分は跳べると信じていたからだと思います。
    跳べると思っているから、減速したり途中で止まったりしない、
    思いっきり踏み切って、手を台の向こうの方につく、足を広げる、
    そこまでできれば飛び越せないわけがない。

    どうして、跳び箱にだけそんな自信があったのかはわかりません。
    反対に言えば、持久走とか山登りとか、長期戦の地道な努力は苦手で、
    短期決戦的なもの、跳ぶぞ、走るぞ、跳んだ、終わった、みたいな、
    思って、して、すぐに結果が出るようなことが得意、
    なのだろうなと、その後の自分の生き方を振り返っても思います。

    まあ、どうでもいいことですね。そんなことは。

    何であれ、ピンチをチャンスに!などと思うことはとても好きで、
    この間も元気にそんなことを語っていたら、
    私も!とおっしゃった方が、上の写真を送ってくださいました。
    コロナ禍で事業の一部撤退を余儀なくされている模様、
    しかし、転んでもただでは起きない何かがすでにあるみたいです。

    たとえ二歩さがっても、また三歩進めばいいんですよね。
    跳べると信じて跳んだら跳べる・・・と信じたらいいと思います。

  • 088月

    昨日は、まとめていろんなお知らせを出しました。
    一つは、日本語教師養成講座のISO29991取得のお知らせ。
    もう一つは、二つの文化庁委託研修事業スタートというお知らせ。

    どちらも、今までの歴史の年輪の上にこれがあるのだ、と、つくづく。

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    私の43歳はもうかなり昔のことなので、
    どういう気持ちで過ごしていたか忘れてしまったけれど、
    かなり大人だったことは確かです。
    インターカルト日本語学校は今年43歳、そう、これが歴史。

    3年前の40周年の年、研究会やセミナーなど色々記念イベントを
    したのだけれど、最後の締めくくり、年末の大同窓会のお知らせは、
    夏の最中、ちょうど今頃から始めていたのでした。

    お盆にご先祖様が帰ってきて、色々昔に思いを馳せるように、
    お盆に地元に帰れないからか(コロナめ!)、
    やたら色々思い出し、やたら昔の諸々が文明の利器に乗って現れる。

    創立40周年記念大同窓会の動画も。→こちら

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    嗚呼、すでにもう懐かしい思い出。私たちもいつかやがては年輪に。

  • 068月

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    月曜日の朝、
    早稲田大学ビジネススクールとHUFFPOSTが主催する、
    台湾のデジタル担当大臣、オードリー・タンさんライブで生出演、
    という番組が、30分後にネット上で始まるということを唐突に知り、
    家でバタバタと仕事をしながら視聴しました。

    オードリーさんが言っていたことの私のメモ。

    >すべてのものにはひびがある。そこから光が漏れて、
    >そこから新しい未来のプロトタイプが生まれる。
    >ポジティブに、光がさしている方に向かいたい。

    「ポジティブに光がさしている方に向かいたい」というところ、
    御意、まったくもってその通り、ザッツライト、
    そうです、ピンポーン、大正解、おっしゃる通り!

    木曜日の今日は、
    朝の8時からアメリカ/ヒューストンの人と打ち合わせ、向こうは夜7時。
    なんだ!ストレスなく時間合わせられるではないか。
    昨日の夜はベトナム、これは2時間だからもちろんOK、
    そして今日の夕方からはイタリアと。あちら朝の模様。

    2020年度文化庁「海外に赴く日本語教師初任研修」の、
    プログラム開発と研修実施を受託しました。
    そのための連日の打ち合わせ、受託事業のことはまた改めて。

    自分や日本というひびから光を見つけ、殻を破って、
    海外に飛び出て日本語教育をする皆さん、
    その人たちを受け入れ、共に日本語教育の礎を築き、
    裾野を広げてくださっているその国の方たち。
    皆さんと色々話しながら、
    オードリーさんが言ってらしたことと重なる部分をたくさん発見。

    ポジティブに光がさしている方に向かっていたら、
    道が開ける気がする。なにより、楽しい。

  • 028月
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    昨日、関東地方も、めでたく梅雨が明けました。

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    Facebookを見たら、
    さあ!梅雨明け!と、いろんな人が梅を干していました。

    実家の母からも、やっと梅が干せた!という写真。
    より太陽に近い2階のベランダに干すのはいいのだけれど、
    出して取り込む、だけじゃなく、途中気になって見に行って、
    その度にする階段の上り下り、大丈夫かな、
    身を乗り出して庭の写真なんか撮ってて、大丈夫かなと…。

    が、なんであれ、自家製の梅干しに勝るものはないですよね。
    高いお金を取って売ってる業者さん、
    どうしてあういう中途半端な味付けをするんでしょ。

    数年前に続けて他界した義父母合作の梅干しも絶品でした。
    売ったらいいのに、絶対売れるからと勧めていたのですが、
    商売っ気があるのは嫁だけで、叶わず。

    下の写真は、お仕事関係の方の自家製梅干し。
    梅雨明け前に、3パックもいただき、嬉しさのあまり絶叫。
    梅雨の合間の晴れた日に外に出して、
    あとは日の当たる家の中で干したと聞きました。

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    梅雨明けのニュースの後に届いた、東京の感染確認472人。
    お盆に帰れない、帰るべきではないのが確実に。涙涙…。

    霍乱(かくらん=日射病、熱中症)予防でもある梅干しだけど、
    その出番はあるのかないのか。