2013年夏、旧blogに書いた私の文。
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日経新聞の文化欄「私の履歴書」、今月は狂言師の野村萬さんですが、
昨日の記事に、観世寿夫さんの奥様で新劇女優の関弘子さんのお名前が。
関弘子さんは関先生、
25年前、インターカルトの養成講座の音声実習の先生でした。
お元気でいらっしゃるのだろうかとWikipediaで検索したら、
2008年に亡くなられていました。
口を衝いて出てきたのは「よっぴいてひょうと放つ」。
那須与一「平家物語」の一節。
そして、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」。
「ある日の事でございます。御釈迦様は極楽の蓮池のふちを、・・」
こういう文の朗読が授業の内容でした。1987年。
声の強弱、緩急、そして何より、いかに思いを込めるか、
関先生のお手本を聞きながら、ダメだしをされながらの授業でした。
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懐かしい。33年前、日本語教師養成講座の学生だった私の時代。
そして、今。
「パフォーマンス基礎講座」、ボイストレーニング。
ラジオのパーソナリティ、イベントMC、様々な声の仕事で活躍する、
大迫ゆかり先生。素敵です。
昨日は、朝から学校中に受講生たちの声が響き渡っていました。
授業のこと、大迫さんも書いてくださってます。→こちら。
そして、私たちの会議の、今。
「コロナに打ち勝つ「新たな教育の形」」を考える、
グローバルキャリア、スタッフ4名と、それを写してる私。
で、・・・同年同夏の今日。
で、・・・昨日の私の教訓。
「人の蠅を追うより自分の頭の蠅を追え」。