2017年10月に入学した大学院から学位記が届きました。
絶対に2年で修了!と思って、
授業をとった週は、夜(10時近くまで!)と、週末は朝から品川で。
しかし、超ウルトラ用事たくさん人間ゆえ半年延長。
去年の秋以降の週末は、仕事でしていた教材の作成と、
主テーマと副テーマ、二つの論文(レポート)書きを、
交互交互交互にしていたのだけれど、
3ヶ月前の大晦日、このまま、ほぼ寝ず状態での年越しはあり得ないと、
「3月修了断念宣言」を指導の先生aと、ゼミ同期の男子bとc(35歳?)に
送信。・・・しかし、頑張れ、共に修了、応援してますとおだてられ、
豚は再び木に登りました。
3年前、学校でEdTechセンターという教育IT事業の部門を立ち上げていて、
日本語教育のコンテンツはいいとして、科学的な裏付けがほしい!
と思っていたところに、仕事で知り合いの元●●省の方dがリタイアの挨拶に。
実は私、今ここで勉強中、それがものすごく面白いんですよ〜、
北陸先端科学技術大学院大学(通称JAIST)っていうところでね、と聞き、
ん?科学技術? それだ!とピンときて、早速説明会に行って、受験。
で、入ってみたら、面白いなんてもんじゃないほど、面白い。
まず、一緒に講義を受ける皆さん、
ほぼ全員が30から40代(時々それ以上)ほぼ理系、ほぼ大手の企業マンたち。
授業ごとに毎回あるグループでの討論と発表の過程で聞いた話が、
私にとってまったく知らない世界、違う価値観、それが人の数だけ。
ああ、日本の若者、捨てたもんじゃない、いや、日本の未来は明るいぞと、
とても嬉しい発見の連続でした。
さらに、授業で出されるレポートのテーマのほとんどが、
自身の業務に密接に関わる形で出されたので、興味をもって臨むことができ、
また、とても役に立ちました。
価値共創という考え方、様々な経営分析の方法も教えていただきました。
副テーマ研究指導の先生eには、私のライフワークとも言える研究テーマを。
30数年前、インターカルトの日本語教師養成講座の時代、
小中高大通して、こんなに勉強したことはなかったと思ったのですが、
今回の、主副テーマの最後の追い込み、週末と年末年始の集中期間は、
もしかしたらあの時以上に脳味噌を使ったような気がします。痺れました。
得られた縁に、もちろん終わりはなく、ありがとう!は皆さんにですが、
上記登場の、a内平先生、b押手さん、c黄さん、d藤谷さん、e橋本先生なしに、
この学位記はありませんでした。心から感謝です。
違う世界を見るのは楽しい。社会経験があるから、おそらく、なお楽しく、
得るものも多かったと、振り返って思います。
はい、これで一応一区切りです。
※科学技術と言いながら、科学って何だ?、技術はPCの操作すらおぼつかない、
さらに、言いたくないけど年齢…。本当にたくさん助けていただきました。
ありがとうございました。