• 283月

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    2017年10月に入学した大学院から学位記が届きました。
    絶対に2年で修了!と思って、
    授業をとった週は、夜(10時近くまで!)と、週末は朝から品川で。
    しかし、超ウルトラ用事たくさん人間ゆえ半年延長。

    去年の秋以降の週末は、仕事でしていた教材の作成と、
    主テーマと副テーマ、二つの論文(レポート)書きを、
    交互交互交互にしていたのだけれど、
    3ヶ月前の大晦日、このまま、ほぼ寝ず状態での年越しはあり得ないと、
    「3月修了断念宣言」を指導の先生aと、ゼミ同期の男子bとc(35歳?)に
    送信。・・・しかし、頑張れ、共に修了、応援してますとおだてられ、
    豚は再び木に登りました。

    3年前、学校でEdTechセンターという教育IT事業の部門を立ち上げていて、
    日本語教育のコンテンツはいいとして、科学的な裏付けがほしい!
    と思っていたところに、仕事で知り合いの元●●省の方dがリタイアの挨拶に。
    実は私、今ここで勉強中、それがものすごく面白いんですよ〜、
    北陸先端科学技術大学院大学(通称JAIST)っていうところでね、と聞き、
    ん?科学技術? それだ!とピンときて、早速説明会に行って、受験。

    で、入ってみたら、面白いなんてもんじゃないほど、面白い。
    まず、一緒に講義を受ける皆さん、
    ほぼ全員が30から40代(時々それ以上)ほぼ理系、ほぼ大手の企業マンたち。
    授業ごとに毎回あるグループでの討論と発表の過程で聞いた話が、
    私にとってまったく知らない世界、違う価値観、それが人の数だけ。
    ああ、日本の若者、捨てたもんじゃない、いや、日本の未来は明るいぞと、
    とても嬉しい発見の連続でした。

    さらに、授業で出されるレポートのテーマのほとんどが、
    自身の業務に密接に関わる形で出されたので、興味をもって臨むことができ、
    また、とても役に立ちました。
    価値共創という考え方、様々な経営分析の方法も教えていただきました。
    副テーマ研究指導の先生eには、私のライフワークとも言える研究テーマを。

    30数年前、インターカルトの日本語教師養成講座の時代、
    小中高大通して、こんなに勉強したことはなかったと思ったのですが、
    今回の、主副テーマの最後の追い込み、週末と年末年始の集中期間は、
    もしかしたらあの時以上に脳味噌を使ったような気がします。痺れました。

    得られた縁に、もちろん終わりはなく、ありがとう!は皆さんにですが、
    上記登場の、a内平先生、b押手さん、c黄さん、d藤谷さん、e橋本先生なしに、
    この学位記はありませんでした。心から感謝です。

    違う世界を見るのは楽しい。社会経験があるから、おそらく、なお楽しく、
    得るものも多かったと、振り返って思います。
    はい、これで一応一区切りです。

    ※科学技術と言いながら、科学って何だ?、技術はPCの操作すらおぼつかない、
    さらに、言いたくないけど年齢…。本当にたくさん助けていただきました。
    ありがとうございました。

  • 243月

    おはようございます。
    乗る電車によって混み具合がかなり違います。
    今朝の区間急行は、こうしてスマホを打つのに十分なスペース。
    (もちろん、座れはしない。)

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    土曜日の夕方の近所の交差点。
    今まさに夕暮れ時のイメージですね。
    3月末にしようといって盛り上がった桜を見る日本語ツアーは?
    オリンピック開催で、
    宿泊先の確保が難しいからサマーコースをするかしないか、
    東京大混雑だから夏休みの時期をずらそうかどうしようか、
    と、みんなで集まって話し合ったのは一体何だったのか?

    と、ぼやいても仕方ない。いつかは終わる。

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    買ったトイレットペーパーを持って学校に来た学生。
    少し前まで、絶対に見られなかった光景。

    あまりに先が見えなさすぎて、いたって冷静な毎日。
    でも、疲労感は…「ハンパない」。
    さて、今日も元気に。することたくさんあるので。

  • 213月

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    去年の夏過ぎからずっと、
    週末はほとんどPCに向かって何か打ってます。
    “何か”の内容は色々で、仕事も個人的にしていることも。

    コロナのせいで/おかげで、海外出張や外での会議がなくなって、
    暇かといえばそんなことはまったくなく、
    知って理解して考えて話し合って決めて知らせなくちゃいけない分、
    脳味噌も身体も忙しい…感じ。

    昨日の朝、起きたらいくつかLINEが。
    その中の一つ、海外の提携校の校長先生から。

    ・・・
    こちらはずっと強制的に休校になっています。
    それでオンラインレッスンになって,なかなか大変です 。
    大変ですが,みんなの団結力を発揮でき,何よりもうれしいです。
    本当にコロナウィルスのお陰で色々なことを教えてもらって,
    貴重なことを得られました。
    きっと日本の皆さんもそうだと思います。
    ・・・

    私も同じ環境にいて、まったく同じ「感覚」と「感想」。

    コロナ騒ぎの、この怒濤の毎日が始まる直前の週末に、
    個人的なPC打ちにひと区切りつきました。
    コロナがあってもなくてもウルトラ超級クソ忙しい日々の中で、
    決めたことをやり遂げるのはいいもんだ・・・については改めて。

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    ここのところ、新入生にも卒業生にも言っているメッセージ。
    インターカルトのロゴ、CCCの意味。
    本当は、Cross Cultural Communicationsなんだけれど、
    Chanceはつかんで!Challengeしてね!そしたら絶対Can!

    人間の目はなぜ前についているか。
    それは前を見るため、後ろを見るためじゃないですからねー。

  • 183月

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    明日予定していた卒業式を取りやめて、昨日と今日、
    各クラスをまわって一人一人に卒業証書を手渡しました。
    いつもは、年に一回、大きな会場の壇上で、
    代表の学生一人に、卒業証書の全文を読んで渡すのですが、
    今年は卒業生のいるクラス24クラス、全てで読み上げたので、
    計24回、つまり24年分の読み上げをしてしまいました。

    進学する人、就職する人、帰る人。
    問題は帰る人、特に欧州の学生たちは帰国便がキャンセル、
    …されるかも、されないかもで、やきもきしていました。
    飛ばなかったら、今回の件の特別措置でのビザ切り替え、
    欧州長身男子が「コロナビザです!」と言い、一同(笑)。
    この「現実」とは思えぬ世界の危機に、もはや笑うしか…です。

    いやでも、2011年を思い出します。
    あの時の卒業式も3月19日だったと、当時のblogにありました。

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    学生たちも私たちも、暗くないです。あの時も今も。
    震災の時の卒業生たちを忘れないのと同じに、
    今年の皆のことも、コロナと共にしっかり記憶に残ると思います。

    卒業証書の日付けは明日です。
    2011年のblogの最後に書いたのと同様の、
    卒業生たちへのプレゼント、明日届くかもしれません。

  • 123月

    東日本大震災9年めの昨日、東北各地に虹がかかったというニュース
    それぞれの3月11日。

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    私たちの9年前は、午後の授業中に突然きました。
    まだ日本語が十分ではないレベルの学生たちと避難した近くの公園。
    地面が動いている。このままここにいていいのか。
    隣の小学校の校庭の真ん中で、
    同じように丸くなってしゃがんでいる子供たちのそばに立つ先生に、
    「これからどうするんですかー?」と大声で聞いた。
    「親御さんが迎えに来るのを待ってるんですー」と答えてくれた。

    あ、私たちの学生には迎えに来てくれる親はいないのだ。
    私たちが決めなければいけないんだ。
    私たちは彼らの日本での生活すべてを預かっているんだと再認識させられた
    小学校の先生の声でした。

    それからの日々は本当に…だったけれど、今まだその中にいる方たちが。
    「立派にならなくていい、生きてさえいてくれれば」と、
    今朝の番組の特集で言っていた、息子さんと二人残されたお父さん。
    生きてさえいてくれれば。重いです。

    新型コロナウイルス感染拡大、WHOがパンデミックを宣言。
    人生には、自分の力では選べない岐路がある。

  • 103月

    スマホの顔認証、難儀していませんか?
    マスクで顔を隠しているから。

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    香港の卒業生から、
    除菌のウェットティッシュが箱いっぱい届きました。

    「こんな時に意識は高まっていると思いますが、
    携帯や財布などの身近のものの清潔は忘れそうですね。
    どうぞみんなで分け合ってくださいね。(^ν^)」

    メッセージと共に除菌ティッシュを送ってくれた彼の、
    香港での日本語の先生もまた、インターカルトの卒業生、
    20年以上前に、私もクラスで日本語を教えた学生です。

    明日、9年目を迎える大震災、私たちは、
    さらに、さまざま危機を学生と共に乗り越えてきました。
    縦にも横にもつながっているインターカルト新旧の皆と、
    こんな時だからこそ、明るく乗り切らなければ。

    苦渋の決断、卒業式のとりやめ
    一日も早い終息を祈っています。

    まずは、スマホの除菌。
    確かに、汚れた指先でペタペタ触って、そのままの画面、
    除菌が必要ですよね。ありがとJamesさん。

  • 083月

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    コロナウイルス流行の影響で、
    コロナビールの売り上げが落ちたと聞いたので、注文。
    そうしたら、私とおんなじような人が結構いるということで、
    反対によく出てるんですよと言われ、・・・。
    ついでに、
    コロナウイルスのせいで出張も会議も色々中止になって、
    こんなことする余裕。保存してあったビールの写真…の一部。

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    本当は今日は台湾にいるはずでした。ウイルスの件なければ。
    で、昨日と今日は、出られなかった留学フェアに、
    事務所の孫さんと、YouTuberのIKU老師にも登場いただいて!?
    skypeで3か所つないで学校説明をしました。私は家から。
    金曜日にした、すったもんだのリハーサルのおかげで、無事。

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    ITリテラシー、
    若くない者はこんなタイミングで偶然に身につくのですよね。

    最後になりましたが、タイトルの「測らない」、
    新型コロナウイルスのために測らないのは、…体温と体重。
    ふだんは熱がなくても体温測るのが好きなのですが、怖い。
    体重は、体力つけるために食欲抑えてないから、怖い。
    影響いろいろ。

  • 043月

    出勤時間が前後30分ずつの時短になり、家を出る時間も変わりました。
    府中発8:08準特急、普段の通勤時間帯となんら変わりない激混み。
    一度足を床から離したらそれっきり、浮かしたまま。
    府中発7:57区間急行(今、乗っている)、かなり空き空き。
    こういう情報が共有されるといいけれど、そしたら空いてる方が激混みか⁉︎

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    昨日の国会議事堂近く某所のお雛様、そしてお琴を演奏する人。
    春らしい美しい着物にマスク姿でした。
    そう、そのマスクに象徴される事態の対応のために、そこにいました。

    学校では、留学生たちは1時間短縮の授業を継続中。
    今週末からはオンラインでの授業の配信が始まります。
    短期間で行うこのための準備、先生もスタッフも皆々それはそれはもう…。

    今朝の日経「私の履歴書」、レンゴー大坪さんの文中にある『国富論』、
    の中に出てくるという「分業論(division of labour)」、
    今まさに皆で手分けして、それぞれの役割を果たして、
    力を何倍何百倍にする時ですよね。日本も世界も学校も。