• 243月

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    今年の卒業式で、またこの話をしてしまいました。
    『虫のいろいろ』。ハチとノミの話。
    自分の可能性を信じて飛んでみて!自分で限界を作らないで!
    という、自分で言うのもナンですが、なんとも私らしい十八番(おはこ)。
    2007年4月2日のブログに、その筋書きを記してるのでよかったら。
    しかし、2007年といったら12年前の亥年ではないか!嗚呼 ー ー;

    もしかしたらボケたかもしれません。
    一昨日の卒業式、卒業式ともちろんわかっていたのに、
    会場の前で会った学生に、本気で「新入生?」と聞き、
    おそらく冗談を言われたと思ったその子の「いいえぇ」という答えに、
    なんと「あ、通訳ね〜」と。…で、その瞬間、あ!卒業式だ!

    他校様の卒業式の写真を見ると、
    学生の皆さん、スーツでビシッとキメているか、美しい民族衣装…
    というのと比べると、当校の場合、非常に自由度が高いです。
    それが校風と思っているのですが、
    今年は袴姿の女子が何人かいて、それも嬉しかった。時代ですね。

    下の写真は、今年の皆勤賞たち。精勤賞たちとは写真撮り忘れ。
    右上のは、私が着ていた着物の柄です。清少納言か紫式部。
    府中の伊勢丹の古着屋さんていうのか、そこで一目惚れ。
    元の持ち主は踊りを踊る人じゃないかという、お店の人の話の通り、
    一昨日の帰りに乗ったタクシーの運転手さんに、
    「お客さん、踊りの先生ですか?」と言われました。ははは。
    (着物の柄ではなく、着物着てカート引いてるのを見て…と。)

    こういうの、日本語学校の式だから着られる。
    おそらく今度の入学式で着る、濃いピンクの絞りの着物も。
    と、どうでもいい話を打ちながら、お鍋を焦がしました。まずいな。
    清少納言だったら、枕草子に気の利いたこと書くんでしょうねえ。

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