今年の卒業式で、またこの話をしてしまいました。
『虫のいろいろ』。ハチとノミの話。
自分の可能性を信じて飛んでみて!自分で限界を作らないで!
という、自分で言うのもナンですが、なんとも私らしい十八番(おはこ)。
2007年4月2日のブログに、その筋書きを記してるのでよかったら。
しかし、2007年といったら12年前の亥年ではないか!嗚呼 ー ー;
もしかしたらボケたかもしれません。
一昨日の卒業式、卒業式ともちろんわかっていたのに、
会場の前で会った学生に、本気で「新入生?」と聞き、
おそらく冗談を言われたと思ったその子の「いいえぇ」という答えに、
なんと「あ、通訳ね〜」と。…で、その瞬間、あ!卒業式だ!
他校様の卒業式の写真を見ると、
学生の皆さん、スーツでビシッとキメているか、美しい民族衣装…
というのと比べると、当校の場合、非常に自由度が高いです。
それが校風と思っているのですが、
今年は袴姿の女子が何人かいて、それも嬉しかった。時代ですね。
下の写真は、今年の皆勤賞たち。精勤賞たちとは写真撮り忘れ。
右上のは、私が着ていた着物の柄です。清少納言か紫式部。
府中の伊勢丹の古着屋さんていうのか、そこで一目惚れ。
元の持ち主は踊りを踊る人じゃないかという、お店の人の話の通り、
一昨日の帰りに乗ったタクシーの運転手さんに、
「お客さん、踊りの先生ですか?」と言われました。ははは。
(着物の柄ではなく、着物着てカート引いてるのを見て…と。)
こういうの、日本語学校の式だから着られる。
おそらく今度の入学式で着る、濃いピンクの絞りの着物も。
と、どうでもいい話を打ちながら、お鍋を焦がしました。まずいな。
清少納言だったら、枕草子に気の利いたこと書くんでしょうねえ。