本日、台北くもり、雨も少し降っています。
けれど、気温は東京よりずっと高く17℃くらい。
インターカルトの台湾事務所を出たところで、
この台北101の姿がこんな風に見えます。
今、事務所の近くの駅からMRT(地下鉄・新交通システム)に。
そこでびっくり!
車内での飲食禁止!それが完全に徹底されていて、
乗る前に「のど飴なめても水を飲んでもダメ!」と
同行の事務所の二人に強く言い渡されました!
見つかったら罰金とのこと、シンガポールより厳しい!?
「最高可罰 7,500NT$」、日本円にすると本日のレートで27,148円!
日本では、飲食OK、いやいや水やジュースはOK、でも飲酒は原則ダメ、
飴やスナック菓子はOK、でもお弁当広げるのは??
などなど考えていたら、すぐそばのおじさんが大きな声で
「ウェイ!ウェイ!(もしもー!もしもーし!)と電話開始。
台湾でこれはOK、でも日本ではこれ、厳しく制限、皆さん遵守。
のど飴なめられないのは辛いけれど、いざとなったら降りればいい。
MRT、各駅停車だから、すぐに次のが来ます。
車内美化徹底で、床がとてもきれいです。
ちなみに、普通の列車や新幹線ではもちろん飲み食いOK。
そう、新幹線ではゴミを集める仕事の人がしょっちゅう電車の中を
行ったり来たり、私たちは座ったままゴミを捨てることができます。
これ、いいなあといつも…。
で、何が言いたいかというと、
それぞれにそれぞれの考えがあって、それぞれのきまりがあり、
皆それぞれ、それを守って生活しているっていうこと。
これはどこの国も。日本国内だって地域によって習慣が違いますよね。
エレベーターの右に立つか左に立つか、お正月のお雑煮の具は何か。
今、たくさんの外国人人材の受け入れを目前に、あちこちで
グローバル化グローバル化と声高に言っているけれど、
グローバル化って何?
日本に来る外国人だけでなく、私たちもグローバル人材になって初めて
日本もグローバル化…ですよね。
まずは色々あるということを知ること、国によっても人によっても違う。
そしてそれを理解し受容すること。しかしそれは同化ではない。
なんでもかんでもすべて、郷にいれば郷に従えではないと思う。
違いを知って、いいところがあったら受け入れ、取り入れればいい。
こういう、異文化を理解し受容するということの促進を、
日本人に対しても外国人に対しても、
今までずっと、海外に出て行き、海外を知り、
日本の水際で外国の人たちを受け入れてきた日本語学校だからこそ
できる何かがあるのではないかと、
その可能性を日夜…かなり真面目に真剣に考えている今日この頃です。