学校の近くの商店街のピザ屋さんがこんなことに。
いつも大体この系統の飾り付けだったと思うのだけれど、
ハロウィン用? ハロウィンはカボチャだけ?
さてさて、今朝のニュースで、
「これから、高度人材と、技能実習生に加えて、
特定技能が新設されます」という説明の後、映像が流れました。
どこかの工場で働く技能実習生の女性に記者がインタビュー。
「まわりの人は親切ですか?」
「ん?まわり? まわり? わからない!」
そこにナレーション。
「彼女はほとんど日本語ができません。」
これね、「まわりの人」じゃなく、
手振りでみんなを指しながら「みなさんは親切ですか?」と聞いたら
わかったのではないか。「親切」は知っているらしかったので。
次に社長が登場して、
「気持ちさえ通じたら言葉なんてどうでもいいんですよ」と。
彼女は仕事もでき、性格も良い、
同僚の日本人の親切な対応で業務上の問題は生じていない、
という話で、社長さん大満足の体でした。
いや、違うでしょ。
会社の業績上の問題はないでしょうけど、このままでいいの?
一歩外に出たら日本語だけの世界。買い物するし、ご飯も食べる。
日本語で意思疎通を図って、自立した生活ができるようにをさせて
あげなくちゃダメでしょ。…彼女の側から、全然考えてない。
最後に「日本語教育を含めた生活支援を義務づける」という、
国の方針らしいナレーションが入ったけれど、
それってそんな簡単なことじゃない。…ってわかってますかね。
やるなら、ちゃんとやる!!
と、頭から湯気が立った今朝でした。
日本に来てよかったと思ってもらえる制度、
来た人たちの未来につながるような制度にしなかったら、
ほんとにもう、大変なことになりますよ。 ほんとに。