一般に、すごい!と喜んで受け入れられるニュースは、
ノーベル賞とオリンピックくらいで(…でもないが)、
たいていは良くないことの方がニュース性があるということらしい。
外国人留学生や日本語学校に関する昨今のニュースはその最たるもので、
良くない、それも相当に良くない例ばかり連日流していたら、
あなた、世の中の人はみんなそうだと思うじゃないですか!
そこに本日、真正面から書かれた記事(おそらく)。
日本経済新聞の今日からの新シリーズ「外国人材と拓く」、
初回の今日は一面トップで、
「精鋭が選ぶ国へ実力主義 国境越える/多様性 活力の源泉に」。
その本文に「なぜ高度人材は日本に根付かないのか」。
「制度的な障壁は日本にない。明日にでも採用しようと思えば採用できる」
のだそうです。しかし、
「問題は制度ではなく言葉の壁と職場慣行だ」。
なんだ、だとしたら、まさに私たちの出番ではないですか。
言葉は専門、ちょうどこんな書籍も出したところだし。→こちら。
関連記事の見出しは「モテモテの海外IT人材」。
一例ですが、私たちの学校のこの4年間の卒業生のうち、
就職した学生42名の半数近くがIT関連企業です。
(各国の大卒の学生を受け入れ、日本語力をつけ、就活のサポートを
しっかりして企業に送り出す。これ、効率的な人生のスキームです。)
日経新聞のこのシリーズ、この後どう展開されるのかわかりませんが、
私たちは粛々とゆくのみ、ですよね。志を同じくする他校の皆様も。