旅行も演劇も、新しく買った物の使い始めも、ほぼ何でも、
基本的に事前に調べたり、書いてあるものを読んだりしないので、
(負け惜しみのようですが)自力で感じた時の感覚は一入です。
演出・上演台本:小山ゆうなさん。
膝一つ分くらいの目の前で演じられる、真実と虚構、事実と演技。
最初はまったく事情が分からず、何が何やら…でしたが、
いや、この嘘と本当が混ざっているのがそのまま現実なのだと。
そして私も、時に虚構を作ったり、演じたり、演じさせてもいるかもと。
留学生の就職の話をしている時に名前が出たのがきっかけで、
インドネシアの演劇で親しくなったゆうなさん。
彼女の作品を観た後はいつも、とても不思議な気持ちになります。
そんな世界を創る仕事っていいなと、これはこの間も思いました。
帰りの電車の中で読んだ今日のチラシに、
「現実にそうであるのと…演じているのと…
その区別があなたには、はっきりわかりますか」とありました。
・・・。
明後日から遠出で、色々かなり終わっていない現実。
今晩は、終わるまで寝られない。現実。