この世に生まれてきた以上、足跡とは言わないまでも、
小さな爪跡くらいは残したいものだと常々思っているので、
一生懸命生きている人の残した結果にとても興味があります。
本日、インドネシアの劇団en塾 東京公演。
いつものことながら、甲斐切さんの足跡は大きく力強かったです。
去年、インドネシアに行った時、同じ飛行機に乗っていたヨーダ。
ANAのスターウォーズ便、なかなか粋でした。
こちら、エジプトのヨーダ。
覆面の中には、日本語教師としてケニアからエジプトに渡った、
インターカルト日本語教師養成講座修了生のMr.俵先生。
その俵先生の教え子が、4月から東京工業大学に国費留学だそうです。
今朝、ウィークリーコースの教室で会った朴さんは、
おじさんとおばさんがインターカルト日本語学校の卒業生、
…というだけでなく、私が教えた学生たち。もう20年以上前に。
子だの甥だの教え子だの、関係者が続々と。ありがとうございます。
(東工大の教え子さんは、学校に遊びに来てくれる…です。)
“No. Try not. Do. Or do not. There is no try.”
「やってみる」ではダメ。やるか、やらないか。
ヨーダの名言だそうです。
やらないのは0、やったら1、0と1の違いは大きい。
0は永久に0、1歩進んだら2にも10にも100にもなる。
これは私の信条〜。
NHKの教育テレビ(Eテレ)で、懐かしい数え歌。
「いちじく にんじん さんしょに しいたけ ごぼうに
むくろじゅ ななくさ はつたけ きゅうりに とうがん」
いや、子供のころ私が歌っていたのは、
「いちじく にんじん さんしょ しいたけ ごんぼ むかで 七草ほい」
確か。
八と九と十がないではないか。
それに、むかで(百足)? なぜに食べ物の中に虫。
六に関しては「むくろじゅ」ではなく、「むかご」という地域もあるとか。
とすると、「むかご」が「むかで」になったと考えられます。
人生、半世紀を過ぎて気づく誤り。まだまだありそうですよね。
それで、ついでに思い出したジャッキー吉川とブルー・コメッツ、
『ブルー・シャトウ」の替え歌。
「森と泉に囲まれて静かに眠るブルー・シャトウ」→
「森トンカツ 泉ニンジン かーコンニャク まれテンプラ
静かニンニク ねむルンペン ブルーブルー ブルーシャトウ」
…って(得意になって)歌ってましたよね。と、同世代に同意求める。
変化の多い毎日だから?呑気な話題。写真は今日買ったプチトマト。
昨日学校に行ったら、男子の集団がテーブルを囲んでいました。
2年前に卒業したブラジル、イタリア、中国のクラスメート3人組が
近況報告に。聞き手は当時の担任の沼田先生。
こういう国籍の取り合わせ、私たちは慣れてしまっているけれど、
この自然さは日本語学校ならではですよね、きっと。
進学も就職も、
定期的に担当から一覧表の結果が教職員に回ってくるのですが、
今年度は、両方ともとても好調のように思えます。
3月もあと数日で終わるので、そうしたら、要分析ですね。
年度末は皆大忙し。
先週末は、卒業生たちの大量退寮(たいりょうたいりょう)。
その担当スタッフ一同は、土曜日も日曜日も出勤してその対応。
ところで昨日書こうと思い、でも、あれ?これ書いたようなと思って
過去をたどってみたら、やっぱり去年の今頃も書いていました。
「卒業式〜3階のスタッフ」、
あったので省略。これ、すっかり当たり前の光景になりました^^
今日は、『マンガで体験!にっぽんのカイシャ』のセミナー。
凡人社の店舗いっぱいに集まってくださった、
日本国内外、様々な形で日本語教育に携わっている皆様の中に、
まさか今日会えるとは!という方々がちらほら。
びっくりでした。
しかし、今日のそれを超える大きなびっくりは、
会うなり私に「今日は踊らないんですか?」とおっしゃる方数名、
今日の講師の米山、佐々木両氏を指して「昨日踊ってましたね」、
「うちの教師です」と指した先のMs.神本を見て、
「あ、卒業式のビデオで踊っていらした先生ですよね」。
・・・・・・・(リンクはこちら↓)
恐るべし、昨日の動画「インカルHAPPY 」。
…は、ともかくとして、
ビジネス商習慣を考える、4コママンガ+ケーススタディ…のテキスト、
授業での使い方あれこれを皆さんと考えました。
いらしてくださった皆様、ありがとうございました。
テキストのフィードバック、いただけましたら嬉しいです。
Mr.米山、Mr.佐々木、がんばりましたー。お疲れ様でした!
日本語の先生になったばかりの頃、
私は「歌って踊れる日本語教師」を目指していたのだったと、
今日の卒業式で流した私たちが踊る動画を見て思い出しました。
→こちら「インカルHAPPY 」
https://www.facebook.com/pg/inculnihongo/videos/?ref=page_internal
そこに登場して、一緒に踊ってくださった、近所の、
学生御用達の!?お店の皆さん、ほか。
時代は変わり、今や、歌って踊れる学校関係者、近隣住民たち。
誰も歌ってはいないですが。
いずれにしても、学生たちはこういった皆さんのお世話になり、
この場所にある学校もまた、地域の皆さんに守ってもらっている。
早いもので、この地に移転して来年で10年です。
今日の主役の卒業生たち。
クラスメイトを送るために来てくれた、まだ学校を続ける学生たち、
場所の関係で集合写真に入れなくてごめんなさい。
一番上の写真の、酒屋さんのおじさんが手にしている地球儀。
学校が隣に引っ越して来て、学生たちがお店に行くようになってから
おじさんが新規購入した地球儀です。
いろんな国から来ている学生の国を聞き、ここと教えてもらい、
そしてそこからコミュニケーション…♬
卒業式の写真は、こちらです。皆々皆様に心から感謝です。
https://www.facebook.com/pg/inculnihongo/photos/?tab=album&album_id=1648547588494309
去年の10月から半年間、数人は4月から1年間、
420時間の日本語教師養成課程を終えた皆さんの修了式。
日本で、海外で、日本語教師としてのスタートを切る皆さん、
末長く幸多かれと祈ります。末長く。
これから始まる別れの一方で、これで終える別れも。
日本語学校の今年度最後の授業の今日は、
別の道に進む先生たちとの別れもありました。
色々な意味で、ありがとうございました、と思う一日でした。
仕事と職業の違いは何でしょう。
私から日本語を学んだ学生の夢が叶う、夢を叶える手伝いをする、
それは私の仕事。
職業は日本語教師。職業はそれで生計を立てられなければならない。
…のだけれど。
私の今の仕事。そんな現状を変えること。結果、出せていない。
…日本語教師、いい仕事、なのに。
一般に、すごい!と喜んで受け入れられるニュースは、
ノーベル賞とオリンピックくらいで(…でもないが)、
たいていは良くないことの方がニュース性があるということらしい。
外国人留学生や日本語学校に関する昨今のニュースはその最たるもので、
良くない、それも相当に良くない例ばかり連日流していたら、
あなた、世の中の人はみんなそうだと思うじゃないですか!
そこに本日、真正面から書かれた記事(おそらく)。
日本経済新聞の今日からの新シリーズ「外国人材と拓く」、
初回の今日は一面トップで、
「精鋭が選ぶ国へ実力主義 国境越える/多様性 活力の源泉に」。
その本文に「なぜ高度人材は日本に根付かないのか」。
「制度的な障壁は日本にない。明日にでも採用しようと思えば採用できる」
のだそうです。しかし、
「問題は制度ではなく言葉の壁と職場慣行だ」。
なんだ、だとしたら、まさに私たちの出番ではないですか。
言葉は専門、ちょうどこんな書籍も出したところだし。→こちら。
関連記事の見出しは「モテモテの海外IT人材」。
一例ですが、私たちの学校のこの4年間の卒業生のうち、
就職した学生42名の半数近くがIT関連企業です。
(各国の大卒の学生を受け入れ、日本語力をつけ、就活のサポートを
しっかりして企業に送り出す。これ、効率的な人生のスキームです。)
日経新聞のこのシリーズ、この後どう展開されるのかわかりませんが、
私たちは粛々とゆくのみ、ですよね。志を同じくする他校の皆様も。
来週金曜日の卒業式のために皆で準備を進めています。
その中に準備がとても楽しい企画があるのですが、
それを中心になって進めている先生が、すみません顔で
「本業より一生懸命になっちゃって…」と。
いやいやいやいや。
教室で日本語教えるだけが先生の役割じゃ…。
そうでなくてもイベントが多い学校。
企画・運営する教職員皆々様は、ね、かなり大変ですよね。
でも、提供される側だけじゃなく、提供する側も楽しめたら、
それはもうとても理想的。
さらに学生と一緒に、したいことの思いが叶ったら、
それはそれは本当に、学校の存在価値だと思うのです。
先生、スタッフ、学生、時に私たちを取り巻く人たち含め
この一週間に行われたこれらも、
ある意味、提供側の夢の実現の場でもあったりして…と。
それ、ありです。
実は、お母さんの教室は今期でひとまず終了です。
継続は力なりですが、でも時に、立ち止まる勇気も実力のうち。
精一杯してきたことは、いつか必ず次のステップに繋がるので。
学校が、学ぶ人にとっても働く人にとっても、
夢の実現の場であったらいいなと、とてもとても思っています。
うーん…どうでしょうねえ。