昨日の午後の神田川。
♪赤い手ぬぐいマフラーにして横丁の風呂屋には行かなかったけれど、
♪石鹸もカタカタ鳴らなかったけれど、「神田川」にはそのまま、
私の学生時代のような懐かしさがあります。
この、水道橋の駅のそばの橋の上から眺める神田川は、
私が十代だった頃のままのような気がします。
学生運動の名残りの名残りの名残りのような時代だったけれど、
「みんなに主体性はないの」と責められ、でもその時、
主体性って何?と思った。(けれど、言い返しはできなかった。)
それを言った先輩の訃報をこの間伝え聞いたばかりだったので、
仕事先に行く途中でたまたま見たこの神田川は物悲しくもありました。
♪若かったあの頃何も怖くなかった…、ほんとにそうでした。
今も結構怖いもの知らずだとは思うけれど、無垢の怖いもの知らず。
主体性の意味はその後わかって、好んで使っているような気がします。