• 301月

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    さて、この仕事をしたからなのか、今の時代、当たり前なのか、
    カタカナの言葉を結構覚えたように思います。
    アイデンティティー(identity)もその一つです。
    ここで言うアイデンティティーは、
    「国・民族・組織などの特定集団への帰属意識」というような意味。

    昨日の日経新聞の今月の連載記事に、日産社長カルロス・ゴーン氏が、
    「アイデンティティーは国籍では縛られない。
    どの国の出身であるかはその人がどういう人かということと全く関係がないのだ。」
    と書いています。

    こういうことに、はっきり「うん」と頷けるようになったのは、
    やはりこの仕事をしたおかげだろうと思います。
    日本の少子高齢化による人材不足のため、留学生30万人計画達成のため、
    そして、2020年の東京オリンピック・パラリンピック、
    これからもっともっと外国出身の人、外国語を話す人が日本に来て、
    自分の隣に普通にいる時代に。
    そういう今、ゴーン氏の言葉はとても大事な根底の考え方だと思います。

    あっちこっち飛び回っているからではなく、
    外国人9割>日本人1割という中で、日々さまざまな異文化体験をしているから、
    だから自然と身についた。これは他校の皆さんも同じですよね。

    だから反対に、在校生や卒業生、たった2週間しかいない教育実習生なんかが、
    「うちの学校」と言ってくれるのを聞いたりすると、とっても嬉しい気分になります。
    アイデンティティー、ですよねえ。

    で、最後になりましたが、冒頭、
    ピカチュウの着ぐるみを着たイタリア人とイタリアで撮った写真。載せるのなくて。

  • 271月
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    昨日の午後の神田川。

    ♪赤い手ぬぐいマフラーにして横丁の風呂屋には行かなかったけれど、
    ♪石鹸もカタカタ鳴らなかったけれど、「神田川」にはそのまま、
    私の学生時代のような懐かしさがあります。

    この、水道橋の駅のそばの橋の上から眺める神田川は、
    私が十代だった頃のままのような気がします。
    学生運動の名残りの名残りの名残りのような時代だったけれど、
    「みんなに主体性はないの」と責められ、でもその時、
    主体性って何?と思った。(けれど、言い返しはできなかった。)
    それを言った先輩の訃報をこの間伝え聞いたばかりだったので、
    仕事先に行く途中でたまたま見たこの神田川は物悲しくもありました。

    ♪若かったあの頃何も怖くなかった…、ほんとにそうでした。
    今も結構怖いもの知らずだとは思うけれど、無垢の怖いもの知らず。
    主体性の意味はその後わかって、好んで使っているような気がします。

  • 251月

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    書くことに事欠いて、今日は浜納豆。
    去年12月の浜松の大学訪問の帰りに駅で買いました。

    家康公も好物だった浜納豆
    食べればあなたも天下人

    と、袋に書いてあります。
    あなたもってねえ、これ食べて天下人になれるなら皆食べますよ、
    と言いたいけれど、それ見て買ったのも事実です。

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    見た目は、こんな。なんのフンみたいでしょう。
    キャッチコピーなくこれだけ見たら、おそらく買わなかったと。
    味はよいです。とてもしょっぱいお味噌。
    Amazonでも売っているみたいですが、そこの説明に、
    「チーズのような食感」。いや、味噌です。

    なんであれ、家康公は天下人。
    265年も続く江戸時代の土台を作ったのだからすごいです。
    つなげる、続けるって、言うは易し行うは難しですから。

    インターカルトは江戸時代のまだ5分の1弱の40年、
    (…でも、5分の1、それはそれですごいですよね)
    この間発足したインターカルト創立40周年委員会、
    これから1年かけて、40年を冠に色々していくのですが、
    その共通テーマが「つなげる・つなぐ」になりました。
    50周年の時にはねえ、私たち、もういないかもしれないしねえ、
    (かもではない!)ということで、次につなげる40周年です。
    家康も、一人で200年ではないですからねー。

  • 241月
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    今日の天気予報のサイトの、ものすごく長い見出し。
    明日もまた寒そう、で、週末はぽかぽか…らしいですね。

    今日は、朝来客、夕方外出。
    その合間に、K財団主催のスピーチ大会入賞者のご褒美旅行の引率で
    日本に来ている、マレーシアATOZのMs.西尾さんが突然現れ
    (いや、登場の15分前に電話あり)、
    隙間の時間目一杯喋り、元気に帰って行きました。今は帰国の機内。

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    載せる写真が何もなくて、この間のマカオのエッグタルト。
    今日の文章、脈絡なし。私の一日の如し。

  • 201月

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    今朝の代々木オリンピック記念青少年センター。
    地は曇り空、柄は葉なき新芽を抱く枝。
    こんな生地があったら浴衣を作りたいなあと思いながら。

    ちらつく雪を窓の外に見ながら、
    日本語教育機関トップセミナーの分科会。
    学校は40周年、私は30周年と、
    予定していたわけではなく口から出た自己紹介での一言。
    わっと笑いが起こったのですが、
    そう、もうそんなに長いのです。学校も私も。

    私が今の立場になったのは41の時です。
    それを遠くで伝え聞いた人が、え?あの加藤先生が?
    あの歴史とあの規模のインターカルトの?と、
    要は違和感…だったのだと思いますが、そう思ったと
    この間、十何年ぶりに会った人から聞きました。
    (まあ、それは正しい。教師上がりの女じゃ危ういね
    という噂が立った国も…。←このやろー!と思った~_~;)

    でも、41でも何でも、結局は何となく今日に至る、なので、
    やらせてみたら、できちゃうのだから、
    若い人にどんどん任せたらいいのだと、浴衣の柄とは別に、
    今と未来のことをたくさん話しながら思ったのでした。

  • 181月
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    今日の写真がないので、今撮りました。
    国分寺にいるということは、帰りが遅いということ。
    学校→神田、国分寺→家、タクシーに乗るということ。
    今年は乗らないと決めたのに、無駄遣いするということ。
    いや、タクシーに乗りたいと思うほど遅い時間に帰らないと決めた、
    が正しい決意でした。が。

    することに追いかけられて終わった一日でした。
    明日と明後日は、代々木のオリンピック記念青少年センターに泊まりで、
    日本語教育機関トップセミナー。ε-(´∀`; )

  • 171月

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    筆者の中のお一人、Fさん。
    インターカルトの日本語教師養成講座修了生、
    韓国の企業研修をしていた時、一緒に仕事をした人、
    さらに、奥さんとはインターカルトで知り合った。
    …とくれば、頼まれなくてもここで紹介したくなり。

    20年前の彼の養成講座時代、校舎は高円寺だったので、
    秋葉原は初めて。久々の再会。

    この本、難しい入国管理の手引書ではなく、
    行政書士の皆さんの日頃の実話をまとめた「読み物」、
    面白い…とamazonのコメントにあります。
    最近の私の十八番(おはこ)とコラボしたら面白いかも。
    インターカルトの修了生同士、得意中の得意のコラボレーション。
    話している間中、楽しい企画がぐるぐるたくさん浮かびました。

  • 161月

    It’s a long story、話せば長くなりますが、
    地理が得意ではないので、真面目に勉強したことがなく、
    なので、どの国がどこにあるか知らない、
    興味がないままに、27の時にこの仕事に突入。

    この仕事に就いたおかげで、国の場所、歴史、文化、
    いろいろ知ることができ、本当に得したと思っています。

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    今日は、インドネシアからお客様。
    ラマさんの上司のアリフさんファミリー。

    It’s a long story、
    31の時、カチンとくることがあって、じゃあ私が行きます!
    と手を挙げて決まったインドネシア赴任。(それも単身…。)
    その時、ジャカルタはジャングルだと思っていました。

    そこから始まったインドネシアとの関係。
    まさか、こんな何十年たっても縁が続いているなんて。
    ジャカルタはジャングルではなかったし、
    ほんと、よかったよかった…なのであります。。

  • 151月
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    土曜日に行った先で一人一個ずつ配られた飴の中に、
    文字が書かれた小さな紙が入っていて、
    つなげると五七五七七の歌になるという趣向。

    ばらばらに配られたため、つなぐに至らず。
    でも、思わぬ嬉しい事…を祈念して捨てずに持ち帰り。

    今年、24分の1が終わります。

  • 111月
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    足元のピンクのハートに、30周年加藤先生の文字。
    年末に行った香港で、卒業生たちにもらった私の人形。
    この角度が似ている。特に脹脛(ふくらはぎ)がものすごく。
    皆でああだこうだ言いながら、修正依頼をしてくれたらしいです。

    養成講座に入学したのが1987年。私も30年。
    今日は、話の流れで昔を振り返ることになってしまいました。
    懐かしくない過去も、ありますよね。
    そんな時は、思い出して嬉しい過去の、これからはこの人形を。