子供の頃、亡父が、
佐々木邦という人が書いた「地に爪跡を残すもの」という小説の話を
よくしていたのは、地に自分の爪跡を残すような人生をという意味だろうと
理解していました。
私が住んでいる府中は、掘り返したら遺跡が出てくる古い古いところで、
マンション建設などでも、遺跡が出てきてしまったら、まず復元、
それを航空写真に撮って埋めて…と、始めるまで結構手間なのだそうです。
写真は、うちの隣の隣の「しばしも休まず槌打つ響き♬」の鍛冶屋さん跡。
話を戻してこちら、航空写真は撮ってもらえなくても、
一応、爪跡くらいは残したいものだと…あっちこっちばかり。