日本の町工場の技術を題材にした文章を書く機会があり、色々調べていたら、
誰もが知る大企業のルーツがからくり人形だということを知り、
そのことを書こうかどうしようか迷ったのですが、
企業とは生き物で、どんな一大変化が起こるかわからないと思い、
教材という普遍的なものの題材にするのをやめたということがありました。
そうしたら、ほんの数ヶ月後にその会社に決算上の問題が。
ほーっと胸をなでおろした次第です。報道によると、
元社長と現社長と、合わせて四人もの大御所が社内に存在…とか。
今、私のまわりでも世代交代を話題にする人はとても多く、
うまくいきそうな所と難儀している所と、いろいろ。
そういう現実のすべてが、自分にとっての良い教材だなと思う、
そんな年に気づいたらなっちゃってるなあと、最近つと、つくづくと。
(写真はイランのピスタチオ。)