• 012月
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    「凧」は国字、日本で作られた文字です。
    風の略体「⺇」と「巾(ぬの)」で構成された会意文字。
    峠(とうげ)とか、笹(ささ)とか、躾(しつけ)とか、
    鰯(いわし)とか、我が栃木県の「栃」とか、みんな国字です。

    …で、その凧作りが金曜日に。皆の作品、またしても自由系。

    tako

    今、日本とか外国とかほとんど区別のない時代。
    ディズニーランド、ヨドバシカメラ、京都、白川郷・・・、
    外国人人口がかなり高く、日本語学校など外国人の中に私たち。

    必ずレースを引っ張っているマラソンもそうですよね。
    かなり昔の話なのですが、
    あるマラソン大会で先頭を走っていた海外からの招待選手が、
    正規の折り返し地点の手前で曲がって失格になったのだとか。
    間違えた理由は、彼らの前を走っていた中継車が
    早めに折り返して、それにくっついて曲がってしまった…。

    しかし、そのまま彼らにそれを知らせずゴール。そして失格。
    なぜ?
    …外国人の彼らに何と言っていいか、言葉がわからなかったから、
    という話を、ついこの間、その当事者だった人から聞きました。
    ノー!ノー!でも、手でバツを示しても、それでもよかったのに。

    何十年も前の話です。今はもうそんなことはないですよね。
    言葉を使わなくても伝える方法はある、いえ、
    言葉よりもっと伝わる表情、まず思い…それはとても有効だし大切。

    世の中には悲しいことがたくさん起きていて、今日も朝から。
    せめて言葉が通じたらいい。そんな簡単なことじゃないのだけれど。